人気ブログランキング |

<   2018年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

或る官と民

 筆者の居住している所は、農村と分類される。
 かつては大規模農家も多かった。現在、私はその町内会長である。
 その中の、とある一軒での出来事です。
 そこは表玄関が旧国道に面している。立派な門をくぐり、100坪に近い大きな母屋、さらに隣接する作業場、納屋、倉と続き、裏門を抜けると次の公道までに達する70m巾ほどの、大きな畑があった。屋敷畑みたいなものだ。裏門から次の公道まで、畑の中に作業用の軽トッラクがすれ違える立派な私道もあった。

 だが、今やこの辺りも住宅地になってきたので、畑も売り払い、高齢となった家主は農家を止めた。
 その私道を町に寄付したのである。200坪に近い道路となった土地である。
 ところが問題が発生した。その道路に家主が手作りした雨水の側溝がついていたのである。素人工事だったので壊れ始めた。
 今や町道となっているのだから、町が新規に側溝工事をやるのが筋であると言う家主側の主張である。土地も寄付していることだしという言い分である。

 ところが、町は寄付を受ける時に手抜かりがあったことに気がついたのである。道路として寄付される時に調査不十分であったと。
 家主側は、工事をやるくらいはできる十分な資力の持ち主だが、町でやるべきと譲らない。町としては、やりたくない工事の一つなのだろうが、ようやく始まった。小生の目には千万円に近い大工事に見える。こんな調整もお役目の一つである。

by watari41 | 2018-01-18 21:19 | Comments(0)

二刀流

 「五輪書」は二刀流の元祖、宮本武蔵が晩年に著した剣法の極意である。
 現代では「五輪」と言えばオリンピックであり、5つの大陸のことだが、武蔵の時代には、地、空・・・など人間の周囲5つの環境を表す。「五輪書」に特に哲学的な意味などは持っていない。
 日本で野球が盛んになったのは、前にもこのブログに書いた記憶があるが、投手とバッターの一騎打ちがメインであり、チームとして合戦の様相を呈するから、戦国時代の好きな日本人の感覚に訴えるものがあることだ。

 大谷翔平選手は、武蔵同様に日本では、いまだ誰も達成していない、野球のメインである。投打の二刀流に挑戦中である。
 MBAではベーブルースが実践して、かなりの成績を上げた。長年破られなかった年間60本、生涯714本ホームランでむしろ名高い。

 評論家諸士も、いずれは一本化するだろうと見ているが、二刀流の目標を達成してほしいものだ。
 投打ともに超一流選手となり、その引退後に「回想記」を書いてほしいものだと思っている。
 花巻東高校は、菊地雄星投手とかすぐれた選手を育てている。監督に人を育てる術があるのだろう。

 世の中には、いろんな二刀流がある。甘党であり辛党という人も結構多い。スイーツ好きな横綱もいた。文字には書きにくい二刀流も結構いるようだ。

 二刀流以上になると多刀流とはいわず、万能選手とされるのも面白い日本語の形式である。テレビを見ていたら中学校時代の若乃花が勝てなかった他校の相撲選手がいたそうである。何故その人が力士にならなかったのかというと、もともとは他の競技選手で相撲クラブの選手が足りなかったので、応援で主将出場したというのが面白かった。

 野球にしても剣術にしても、一瞬の勝負である。剣道の一本などはスローでみないと素人には判別がつかない。
 ホームランを打った瞬間なども、スローの解説があってようやくわかる。
 運動神経、反射神経全てが優れている天才にだけできるのが二刀流なのだろう。

 筆者の如き凡人には、あれもこれも出来ませんという二刀流が世の中の大半である。

by watari41 | 2018-01-07 17:36 | Comments(0)