囲碁と英国人

 9月27日(日)、仙南地区囲碁大会があった。百名以上の方々が参加した。この辺りで仙南とは仙台市より南を指す言葉である。選挙でいうと宮城3区だ。
 メンバーはいつも同じような人々で、平均年齢が毎年一才づつ上がっていくようだ。そんな中で外国人の若い方が3名いた。英国人で高校の英語教育助手できているのだという。最高が5級、下が10級である。いずれも日本に来てから囲碁を覚えたのだと言う。5級の方と当たったが中々の腕前だ。日本での赴任期間は3年で残り1年であるとあるという。私は囲碁を知って50年をはるかに越えたが、さっぱり上手にはならない。
 会場には、7・8段というアマでは最高レベルの方々も10名近くいて、ピンからキリまでの囲碁ファンが集まったことになる。
 
 最初の支部長挨拶では、本人自身も高齢なのだが、囲碁をやっている方でボケた人を知らないというのだ。そして長寿をまっとうした人もボケてはいないというのである。因果関係があるのかどうかはわからない。アルツハイマーなどは病気なので、その病気にかからないということなのであろうか。興味あることだ。しかし我々の囲碁は、考えているようでも実は迷いに迷って時間を潰していることが多い。極端には外観上は考えているようでも、脳はお休みしていることもある。そんな我々にも効果があるのだったらありがたいことだ。

 イギリスのその方に聞いてみたら、英国内には強い人がいないのだという。欧州の方にはいるが、英国には伝わらなかったようだ。日本にこられた方々がそれぞれに日本というか東洋文化の幾分かを吸収して帰りたいと言う希望を抱いてくるようだが、わび・さびとか、こういうものは日本人にもなかなか理解ができない。専門家から教えてもらってわかったつもりで帰っても、どんなものかと思う。
 その点、囲碁は白黒の世界で単純でありながら、戦略・戦術・作戦を考え千変万化があって面白い。中国が発祥地なので、東洋文化そのものだ。彼らはよいものに目をつけた。

 
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Commented by schmidt at 2009-09-30 10:16 x
 わたしは囲碁の世界が全く理解できないんです。将棋はなんとか分かるのですが、どうも陣取り(?)合戦が千変万化する世界を理解する能力が欠落しているようなんです。このような症状って、何かネーミングがありそうだと、若いころから思っていました。(笑)
Commented by michiko at 2009-09-30 12:17 x
囲碁や将棋、麻雀など考えるスポーツは脳を鍛えますから
認知症にならないのでしょうね。 
英国の留学生さんも参加で国際的ですね!!
Commented by クオリア at 2009-09-30 12:39 x
囲碁をされう方は沈着冷静の方が多いようにおもいます。
囲碁を趣味にされている方の脳は活性化されているでしょう私はできませんので羨ましい。
TVでは見ています。
Commented by moai at 2009-09-30 13:32 x
たまたま囲碁の話題を提供いただいているので私事で悪乗りですがちょうど同じ27日に姫路の商店街で「プロ棋士らに110人が挑戦」のイベントがあって参加してきました。棋士は有名な今村俊也九段で、5面うちで4子でうっていただきましたが、ずるずると形勢が不利になり完敗でした。改めてプロの力を知らされた思いです。この記事が神戸新聞にのり、たまたま写真の正面に写っていました。神戸新聞ホームページから プロ棋士らに110人が挑戦 で記事検索すれば出てきます。失礼しました。
Commented by watari41 at 2009-09-30 15:17 x
見ました、見ました。盤の右半分と上面しか見えませんが、白はさすがですね。今村九段に4子ですか、私はそのmoaiさんに4子が必要なようです。かの英国人は私に4子で丁度ぐらいでしょう。上には上があるものです。moai さんの脳はきちんと働いているようですね。囲碁では白塔会最強なんでしょうね。姫路の商店街もイキなことをやりますね。今回のこちらの囲碁大会は仙台の河北新報社の主催によるものでした。3位までだと県内版に名前が記載されるんです。moai さんのご活躍を拝見させていただきありがとうございました。

クオリアさんコメントをありがとうございます。我々素人が冷静沈着なのは序盤戦だけで、形勢が悪くなると大いにあわててしまうんです。脳はかく乱状態になっているのかもしれません。

michikoさん、マージャンもそんなことが言われてますね。今や高齢者でブームですね。瞬間の判断力が脳にいいのでしょうか。

schmidt さん、私も50年もやっていて、この程度の実力というのは、我ながら何とも納得がいかず、schmidt さん同様にその能力が欠落しているにもかかわらず続けてしまっています。千変万化ならぬ、十変百化ぐらいしか覚え切れてないようなんです。
Commented by カメチャン at 2009-09-30 19:17 x
若い時に少し高尚な趣味を持ちなさいと妻に勧められて囲碁の先生に習いに行った。初心者二人を並べて同時に9目の置き碁を始めた。最始は優勢だったけれども徐々に押されて負けてしまった。びっくりしたのは終了後、僕らが置いた通り再現して解説されたのだ。うまい碁であれば、物語がちゃんとあるから思い出せるであろうが我々のものは全くの出鱈目である。支離滅裂のものをよく再現できるもの思った。頭の構造がどうなっているのだろう。それで驚いてやめてしまったが惜しいことしたな。それで今は完全に体育会系で文化的なものはさっぱりです。残念!
Commented by watari41 at 2009-10-01 14:25 x
単なる記憶力とも異なるものなんですね。プロは最初から最後まで並べなおしてしまうんですから驚きです。私が並べなおせるのは30手くらいなものでしょうか。moaiさんくらいの実力になると、半分くらいまでは憶えているんでしょうね。一手一手に意味があってうっているはずなんです。ここで相手に予想外の手を打たれたとか。難しい局面になると、わからなくなって、こんなものだろうかと感覚で適当に打ってしまうんです。それが実力なんです。moaiさんならもっと上手い解説をしてくれるかもしれません。カメチャン、コメントをありがとうございます。
by watari41 | 2009-09-29 15:43 | Comments(7)