誤魔化される

 選挙で一票を投じるというのは、本来考えれば考えるほど難しいものなのである。
 舛添さんを立派な政治家だと信じて投票した方は、当時200万人以上いたのである。国際政治学者として華々しくデビューしたのは、何十年前のことだったろうか。
 よくも皆さん、ゴマカサレ続けたものだ。
 こういうことを見るにつけ、投票所に足を運ぶ人が減り続けた結果が現在の低投票率状況なのである。
 特に若い人ほど、政治不信がひどくなっているのだと思う。
 もっと前から小さく叩かれるべき人であったのだ。実態が公けになってからのテレビのパッシングはひどすぎる。なぜ、もっと前に取材して報道しなかったのだろうと思えて仕方がない。毎週の温泉通いなどは、簡単に把握できているのだろう。これも報道の自由度世界72位の実態なのだろうか。
 投票所で名前を書いて当選した人が、とんでもない人だったというのでは救われない。次回に投票すること自体をためらってしまう。

 政治ではないが「生き仏」とされる長野善光寺貫主が、セクハラ疑惑で罷免されるかもしれないというのも、あまりになさけないことだ。
 本来なら、そんな嫌疑をかけられるべきことが、不名誉極まりないないというか、立場上許さるべきことではない。昔の人ならとうに腹を切っていただろう。
 貫主は、ゴマカシにごまかしを重ねて現在の地位を得たのであろう。

 本来なら最高の特権的地位ともいうべきところまで、登りつめる人ではなかったのだ。
 「殿、利息でござる」の穀田屋さんを「本物」の人間とすれば、上記の人たちは偽物人間でしかない。誤魔化しは、我ら凡人も結構やっているのだが、社会的影響などは無いに等しい。
 公人とは何かを改めて知らさせられたようなものだ。

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Commented at 2016-07-06 22:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by watari41 at 2016-07-07 16:35
トランプさんの如き人が、長い選挙戦を勝ち残っているのは、そんな立派な選挙システムをも超越した、米国人の不満が鬱積した結果なのでしょうが、日本人の方が不満度合いはもっと高いようにも思えるのですが、予測調査などを見ると今回もまた騙され続けるのでしょう。
サンダースさんも予想外の善戦だったのは、米国の社会構造が相当におかしくなっているのだとうと考えるしかありません。これまた日本の方がよりおかしなはずなのですが、日本銀行が大量のお札を発行してゴマカシているに過ぎません。とうとう三菱銀行が異議を唱えたのは立派なことだと思っています。
河北新報の現在進行形の連載小説は、底辺社会を余すところなく捉えたものだと感心しながら読んでおりますが、作者は綿密な取材を基に書いているのでしょう。私もそんな実態をよく知りませんでした。多くの人も知らないにちがいない。考えることと共に知ることも重要なのですね。佐藤和文さんコメントをありがとうございます。
by watari41 | 2016-07-06 16:39 | Comments(2)