消費増税
2012年 07月 01日
権力者とは、庶民に課税することができるものだ。そんなことを読んだ記憶がある。野田さんは、その権力をふるったと言えよう。10%消費税が成立すると50兆円近い税金が国家に入る。
サラリーマン時代には、随分と減税の恩恵にあずかり、年末調整で思いがけぬ大金を手にしたことなどを思い出した。まだまだ国家に余裕のあった時代を回想している。
どこの国にも余裕がなくなった。最古文明国であるギリシャに国家崩壊の危機が訪れ、次がイタリアなのだから歴史の皮肉みたいなものだ。その次が中世に無敵艦隊を誇ったスペインなのだから、どこまでも歴史の逆つじつまが合ってしまう。
日本の崩壊を予測した本があった。「2025年日本の死」という1994年に書かれた予測本があった。水木揚さんという、当時は日経新聞論説委員で作家でもあった方である。
2012年日本の現状は、予測本よりもゆるやかなスピードで減速しているのだろうと考えている。円の為替レートが80円などというのは予測外のことである。通貨が強くて滅亡した国はない。
予測本の日本崩壊最終段階では、円が500円にも値下がりするというものである。遠い将来には、そんなことがありえるのかも知れないが、現状ではまだ無縁のことである。
消費税増税が成立すると、日本の財政は健全化に向かうので、益々、円は強くなるのではないのかと心配している。小沢さんが反対しているが、一見して正論ではあるが、過去の実績からは政局がらみとしか見られず、もはやAKB48に引っ掛けたZOHAN57とかパロディみたいな扱いを受けている。
ギリシャもイタリアも国際社会の援助を受けて超緊縮財政に入らざるを得ず、苦難の道を歩かざるをえないだろう。我が国もいずれそうならないように、増税に頼らない緊縮策を打ち出すべきだ。
サラリーマン時代には、随分と減税の恩恵にあずかり、年末調整で思いがけぬ大金を手にしたことなどを思い出した。まだまだ国家に余裕のあった時代を回想している。
どこの国にも余裕がなくなった。最古文明国であるギリシャに国家崩壊の危機が訪れ、次がイタリアなのだから歴史の皮肉みたいなものだ。その次が中世に無敵艦隊を誇ったスペインなのだから、どこまでも歴史の逆つじつまが合ってしまう。
日本の崩壊を予測した本があった。「2025年日本の死」という1994年に書かれた予測本があった。水木揚さんという、当時は日経新聞論説委員で作家でもあった方である。
2012年日本の現状は、予測本よりもゆるやかなスピードで減速しているのだろうと考えている。円の為替レートが80円などというのは予測外のことである。通貨が強くて滅亡した国はない。
予測本の日本崩壊最終段階では、円が500円にも値下がりするというものである。遠い将来には、そんなことがありえるのかも知れないが、現状ではまだ無縁のことである。
消費税増税が成立すると、日本の財政は健全化に向かうので、益々、円は強くなるのではないのかと心配している。小沢さんが反対しているが、一見して正論ではあるが、過去の実績からは政局がらみとしか見られず、もはやAKB48に引っ掛けたZOHAN57とかパロディみたいな扱いを受けている。
ギリシャもイタリアも国際社会の援助を受けて超緊縮財政に入らざるを得ず、苦難の道を歩かざるをえないだろう。我が国もいずれそうならないように、増税に頼らない緊縮策を打ち出すべきだ。
by watari41
| 2012-07-01 16:53
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