計算できない
2012年 05月 07日
自然現象の中でも、天体に関するものは極めて精度よく計算が出来ている。21日には金環食がある。秒の単位まで狂わない。天文現象の計算は2千年前のギリシャの時代から理解されていたのだから驚く。
壮大な宇宙現象に比べれば、地球表面のことなど取るに足らない自然現象のはずだが、これが未だ計算できないのだから何ともアンバランスなことだ。
連休最後5月6日の巨大な竜巻の発生も、予測というか計算が出来ないでいる。先日の太平洋岸の大雨も降りそうだということはわかるが、どこに何mm降るのかまでは計算できていない。ベガルタ仙台のサッカー競技場に大きなヒョウが降り注いで試合が出来ず、選手は調子を狂わされ、負けなしの記録がストップした。天気に八つ当たりしても仕方がない。
気象庁には最も優れたコンピュータがあるそうだが、未だ計算できない領域なのだろう。計算するには細かな観測データが必要である。このデータが決定的に不足している。
遠くで雷がなり、周囲が暗くなったら注意してください、と、いうのでは科学技術の現代にあっては誠におかしなことだと思っている。この分野では100年前と変わらないことになる。
大気圏内の現象解明が遅れているからに他ならない。数値化されていないのだろう。テレビでは人気の天気予報士が冷たい気団と暖かい気団があって・・・と、定性的な話に終始する他にない。これが現在の観測レベルなのであろう。
地球上の嵐や、地震・津波も宇宙規模からみれば、取るに足らない小さなことでしかない。これによって宇宙の運行が狂うなどということでもない。しかし、それによって人間の運命が大きく狂ってしまうことも数多い。
何とかならないものかと思ってしまう。将来は5km四方での確実な天気予報もできると言われているが、何時のことになるのだろうか。
気象データの蓄積には、衛星など宇宙からの観測も欠かせないようだ。まことに薄い大気の膜でしかないが人間を含めて全生物が生きていく上では最も重要な存在である。大昔の人々は神が暴れたと思うしかなかったのだが、我々の存命中に計算が出来上がることを願っている。
宮沢賢治の「風の又三郎」を読んだことを回想しているが、現実はその解説的読み物からまだあまり前には進んでいないのだ。
壮大な宇宙現象に比べれば、地球表面のことなど取るに足らない自然現象のはずだが、これが未だ計算できないのだから何ともアンバランスなことだ。
連休最後5月6日の巨大な竜巻の発生も、予測というか計算が出来ないでいる。先日の太平洋岸の大雨も降りそうだということはわかるが、どこに何mm降るのかまでは計算できていない。ベガルタ仙台のサッカー競技場に大きなヒョウが降り注いで試合が出来ず、選手は調子を狂わされ、負けなしの記録がストップした。天気に八つ当たりしても仕方がない。
気象庁には最も優れたコンピュータがあるそうだが、未だ計算できない領域なのだろう。計算するには細かな観測データが必要である。このデータが決定的に不足している。
遠くで雷がなり、周囲が暗くなったら注意してください、と、いうのでは科学技術の現代にあっては誠におかしなことだと思っている。この分野では100年前と変わらないことになる。
大気圏内の現象解明が遅れているからに他ならない。数値化されていないのだろう。テレビでは人気の天気予報士が冷たい気団と暖かい気団があって・・・と、定性的な話に終始する他にない。これが現在の観測レベルなのであろう。
地球上の嵐や、地震・津波も宇宙規模からみれば、取るに足らない小さなことでしかない。これによって宇宙の運行が狂うなどということでもない。しかし、それによって人間の運命が大きく狂ってしまうことも数多い。
何とかならないものかと思ってしまう。将来は5km四方での確実な天気予報もできると言われているが、何時のことになるのだろうか。
気象データの蓄積には、衛星など宇宙からの観測も欠かせないようだ。まことに薄い大気の膜でしかないが人間を含めて全生物が生きていく上では最も重要な存在である。大昔の人々は神が暴れたと思うしかなかったのだが、我々の存命中に計算が出来上がることを願っている。
宮沢賢治の「風の又三郎」を読んだことを回想しているが、現実はその解説的読み物からまだあまり前には進んでいないのだ。
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Schmidt
at 2012-05-07 14:27
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竜巻のコースが事故を起こしたままになっている福島原発を直撃する可能性はどのぐらいなんでしょう。
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watari41
at 2012-05-07 19:48
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これまでの経験則では、海岸線では竜巻が起きていないことに頼るしかないのでしょうね。しかし日本での竜巻発生は、この20年余りの出来事なのですね。しっかりとした解明が待たれます。Schmidtさんコメントをありがとうございます。
昔には今回のような竜巻はありませんでした。大気圏の流れが変わってきたのでしょうが、恐ろしい現象ですね。戦中の地下壕を作らなければならないかと思っております。三角頭巾も必要です。携帯で強い保安帽は品切れのようで入荷待ちです。
原発爆弾・巨大地震・竜巻・・・日本は戦時中と同じになりました。人類の技術はまだまだ幼稚ですね。
原発爆弾・巨大地震・竜巻・・・日本は戦時中と同じになりました。人類の技術はまだまだ幼稚ですね。
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ようこ
at 2012-05-08 20:18
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竜巻は未曾有の被害を残しました。
竜巻を起こす積乱雲(スーパーセル)がでて、雷が鳴り、雹が降ってきたら、竜巻に警戒しなければならないそうですね。
地震におびえ、竜巻にまで警戒しなければならないなんて、地球に大変動が起こり始めたのでしょうか。
竜巻を起こす積乱雲(スーパーセル)がでて、雷が鳴り、雹が降ってきたら、竜巻に警戒しなければならないそうですね。
地震におびえ、竜巻にまで警戒しなければならないなんて、地球に大変動が起こり始めたのでしょうか。
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watari41
at 2012-05-08 21:37
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中国大陸とか中東諸国でも竜巻は発生しているのでしょうが、情報が乏しいですね。そんなデータが集まってこないと計算が出来るようにはならないでしょうね。
三角頭巾ですか、懐かしいことです。空襲で裏山に逃げる時にかぶせられた記憶があります。B29には対抗しようもありませんでした。クオリアさんコメントをありがとうございます。
三角頭巾ですか、懐かしいことです。空襲で裏山に逃げる時にかぶせられた記憶があります。B29には対抗しようもありませんでした。クオリアさんコメントをありがとうございます。
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watari41
at 2012-05-08 21:43
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地球表面上のささやかな出来事に過ぎないのかもしれませんね。スーパーセルにしても、人間にとっては脅威でも、ほんのわずかなエネルギーなのかもしれないですね。ようこさんコメントをありがとうございます。
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watari
at 2012-05-12 20:42
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伊勢湾でも竜巻発生があったようで、どこでは竜巻が発生しないと言えないようです。
囲碁・将棋の世界では、モンテカルロ法という計算方式で、天才中の天才と言われる名人が敗れる日も近いようです。大気の計算もぜひ出来る時がきてほしいものです。
囲碁・将棋の世界では、モンテカルロ法という計算方式で、天才中の天才と言われる名人が敗れる日も近いようです。大気の計算もぜひ出来る時がきてほしいものです。
by watari41
| 2012-05-07 11:36
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Comments(7)