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災害FM放送

 3.11大震災の後で、宮城県沿岸部の各市町村では、災害FM放送が立ち上がった。市町村に特有のニュースが流れてくるので何かと便利である。

 昔は、放送局を立ち上げるなどというと、免許を取得して大変な事業だったのだろうが、今や特に災害の場合には、簡単にできるようだ。旧郵政省の管轄で、そのセットを販売しているらしい。百万円くらいの装置なのだろう。
 アンテナを震災で崩れかけた役場庁舎の3F屋上に設置してある。非常によく聞こえている。出力は30ワットである。十分だ。
 これに要する入力の電源は100ワット程度で間にあうのだろうから、そんなにエネルギーを食っているわけでもない。
 ある町の体育館避難所で、外国製の数百円程度であろう簡易なラジオが配られたが、受信できなかったのだという。放送局の出力不足かと思われたが、ラジオがお粗末すぎたという笑い話があったそうだ。一時期は電気店からラジオが消えたが、先日、仙台のヨドバシに行ったら携帯型が1980円で一流メーカー製品、AM・FMが同時に聞ける立派なラジオが山積みされていた。

 わが町の女性アナウンサーの声も聞きやすい。本職かと思うようだ。経験はないそうだが、良い人材がいたものだ。隣の山元町では、定年後に移住した元男子プロアナが担当している。アナウンスが上手でないと聞きにくいから自然と聞かなくなってしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=OkqTjeRC2O8

 最近のニュースはもっぱら町内各地の放射能値である。0.2マイクロシーベルト/時間という値を前後している。年間の積算にすると1.5ミリシーベルトくらいとなり、幼児には安全といえない値になりつつある。

 FM(周波数変調方式)というのは、昭和30年代初頭に高校の授業で、音声劣化の少ない方式とし音楽放送などに良いのだと聞いたのが最初で、凄いことができるものだと感心したことを回想しているが、災害放送として聞くなどということは夢想もできなかったことだ。
Commented by schmidt at 2011-06-08 10:53 x
震災後、ラジオとの連携をいろいろ考えています。そのうち亘理町の災害FMに取材に行きます。
Commented by watari41 at 2011-06-08 17:56 x
当町に関する河北の記事をそのまま読み上げたりもしておりました。ローカルなことで連携も可能なのでしょうね。schmidt さん、コメントをありがとうございます。
by watari41 | 2011-06-07 15:43 | Comments(2)