回想健康法

 7月6日の河北新報朝刊に、お年寄りに「回想法」を、という記事が出ておりました。水沢でそのシンポジュームがあったというのです。回想法は若い日の思い出を呼び起こし語り合うことで元気を取り戻す健康法だというのです。高齢者がもつ力を生かしていくのも回想法であるそうだ。高齢者の介護予防策にもなるようだ。水沢市には「語りと回想研究会」というものまであるという。
 私のブログの表題である「回想」はそんなことまで考えたものではなかったが、この記事を読むと同感するところが多い。そんな年でもないのに人の顔は憶えているのに名前がなかなか出てこないことがある。数日前のことを思い出せないなどなど。頭の老化現象は進んでいるようだ。
 その前日の7月5日の記事に、読み書きと簡単な計算が記憶力を向上させるとのことが記載されていた。今話題の研究でもあるようだ。
 脳をたえず使っていると前頭機能が向上して若返るのだという。そんな難しいことをするのではなくて、簡単な計算でいいそうだ。脳の健康が増進するのだという。
 回想法も似たようなものなのだろう。昔のことを正確に思い出すのは案外と難しいことなのかもしれない。記憶をたどることで脳の活性化が計られるのではないのかと思う。
 新聞を読んで意を強くしたものである。
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# by watari41 | 2004-07-07 21:14 | Comments(3)

磁石の思い出(5)

 磁石には、神秘的な要素の他に実際に目に見えるパワーがあります。鉄板などを持ち上げる本当の力です。途切れることのないエネルギーに昔から人々は、磁石を使って永久機関を作れるのではないかと考えていました。しかし物理的にこのようなものは存在しないと証明されております。
 今も夢想家といわれるたぐいの人たちは大勢いて、本気になって取り組んでいる人もいます。永久機関が出来たといっては、特許を申請しても特許庁はこれを、ありえないことだとして受け付けないのです。
 強力きわまりない磁石をみては、何とかなりそうだと思う人がいてもおかしくはないような気がします。しかしいくら強くても静的なエネルギーなので、外から何らかの別のエネルギーが加わらないことには永続する運動にはなりません。
 このあたりのことがよくわからない人たちがいて、在職中もいろんな相談があったのですが、理解してもらうのに苦労したものです。
 ただ磁石が強力になったお陰で、小さな電池でも強い回転が起こせるようになって、携帯電話で着信を伝える振動は、極く小さなモーターを楕円回転させることで振動となるというように多くの利点があります。
 最後にまたオカルト的なことになりますが、自動車のガソリン燃費が磁石を使うことで良くなったなどの話もありますが、これもまた説明のつけようがなく、眉にツバをつけたくなるのですが本気で宣伝されているようです。
 磁石のことも長くなりましたので、これで終わろうと思います。
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# by watari41 | 2004-07-06 15:00 | Comments(0)

磁石の思い出(4)

 20世紀の終わり頃から磁気応用製品が次々となくなっていきました。というよりも次の世代の製品にとって変られてしまったのです。映像を記録したVTRテープがDVDに、その前には録音の磁気テープがCD、MDなどに切り替えられています。一時は華やかだったテレホンカードも、携帯電話の登場であっというまに消えてしまいました。これらはいずれも磁石の細かい粉末をテープなどに貼り付けたもので、そこにいろいろな情報を記録できたのです。忘れてましたがフロッピーディスクもそうでした。20年くらいの製品寿命だったと思います。テレホンカードの製造を手伝ったのがつい昨日のことのように思いおこされます。
 最も古い思い出は、昭和30年代のコンピュータメモリーです。小さなメモリーコアをたくさん並べて、縦、横、斜めに細い銅線で編むのです。1個ごとに「1,0」の情報を書き込んで計算をさせるのですが、今の世の中からみるとまるで石器時代のコンピュータみたいだという人もおります。
 現在は、優れた半導体技術に我々シニアはただただ驚嘆するばかりですが、いずれはこれらも博物館に入るのだろうと思うのです。
 いろんな経緯はあるにしても磁石はまだまだ死んではいないのです。地球に磁気があるかぎり新たな磁気製品がまだまだ生まれる可能性は残っていると言う人は多いのです。
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# by watari41 | 2004-07-04 12:00 | Comments(4)

磁石の思い出(3)

 地球は大きな磁石ですが、人間の脳からも非常に微弱ですが磁気を発していることが確認されております。
 地球磁気の源は、内部が巨大な発電機のようになっているためと考えられ、時間と共に変動しております。数百万年に一度はN極とS極が逆転してしまう、大変動も起こります。このときに多くの生物が死滅するともいわれております。地球磁気の発生は地球が生きているからで、火星や月には磁気がありません。
 人間の脳からの磁気は、地球磁気の数万分の一の大きさなので、通常は地球上での正確な測定ができません。そこで特殊な金属を用いて、地球磁気の影響をなくした空間を作り上げるのですが、私もその仕事に携わったことがありました。その中に脳磁計を備えて研究機関の方々が、測定をしておりました。病気の前兆現象などに応用できないかとのことなのですが、現在に至るも顕著な成果をあげるまでにはなっていないようです。
 磁気の人体への応用としては一足先にMRIなど、地球磁気の数万倍もの強い磁気を浴びせて人体の断面写真を作成して、医学の進歩に多大な貢献をしております。磁石によって神経痛が治ったとかのオカルト的な話は枚挙にいとまがなく、これらを真剣に研究している人にも会ったことがありますが、現象論でしかなくそこからの進歩発展ということはないようです。
 地道な科学的研究の積み重ねこそが、未来への発展につながっていくようです。
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# by watari41 | 2004-07-03 10:20 | Comments(2)

磁石の思い出(2)

 科学的な根拠ははっきりしていないのですが、現代人も磁石には不思議な力が宿っているのではないかと考えている人が多いようです。
 磁気ネックレスやピップエレキバンなど大流行したものです。肩こりなどに効果があるとはいってもそれは人の感覚であって科学的な裏づけがあるわけではないのです。血液中のヘモクロビンの鉄分に作用してなどと最もらしい理屈をつけたものもありますが、きちんと解明されているわけではないのです。要はつけた人が効いたと思えばいいのでして、病は気からなどということもあって、本人がそれで良くなったと感じれば磁石の神様も満足するのではないでしょうか。いささか無責任なのですが、いずれきちんとした解明がなされるものと考えております。
それにしてもエレキバンは、テープの劣化がそのまま磁石の寿命として捨てられてしまっておりますが、もったいないことなのですが製造者としてはありがたいことなのです。
 もう一つ話ですが、鮭が生まれた川に帰ることとか、渡り鳥が間違えずに元のところに戻って行けるのも、地球の磁気によるものと考えられているのですが、まだはっきりとはしておりません。磁気だけですと変動もあり、そんなに正確な方位を出せるものかと思うのですが、最近の研究では磁気によるある種の化学変化が起ってそれで位置を確認できるのだという話が出ておりましたが、これもいずれは解明されるものだと思っているのですが、近代科学は次々といろんな事象を解き明かしておりますがそれに比べると磁気の解明はかなり遅れているように感じております。
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# by watari41 | 2004-06-29 17:40 | Comments(5)

磁石の思い出(1)

 戦後強くなったものは「靴下と○○」といわれたものですが、磁石も強力になりました。最新のものですと鉄板に吸い付いたものを指先の力で引き離すのは容易なことではありません。
 大正時代の初めに鉄の神様ともいわれた本多光太郎さんが、鉄、ニッケル、コバルトなどを組み合わせて、世界に先駆けて強い磁石を発明したのが、工業的な磁石の先駆けでした。それ以来、いろんな改良や開発があって、現在のものは鉄にネオジュウムという希土類元素を加えたもので、すごい強力なものです。
 30年近く前のことになりますが、一世を風靡したウオークマンが出来るときのことでした。耳の中に収まる高性能のスピーカーを作らなければならないが、そのためには今までにない小型で強力な磁石が必要だといわれました。この頃はコバルトにサマリュームというこれも希土類元素を加えたものが最強の磁石でした。この磁石がなければウオークマンの出現はずっと遅れたことでしょう。
 もう一つの思いでは、韓国でのオリンピックの少し前に出張してソウルでタクシーに乗った時のことです。スピードメーターが驚いたことに40kmから80kmの間を揺れ動いているのです。中間の60kmがその時の速度だったのでしょう。メーターの中心に磁石があり速度に応じて動くのですが、お粗末な磁石をつかったのでしょうか、うまく作動しなかったようです。現在ではもちろんそんなことはなく、強力な磁石は性能も向上させピタリと指示して動かない速度計になっているのはいうまでもありません。
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# by watari41 | 2004-06-28 20:00 | Comments(5)

先見の明

 20年、30年先のことを予測するのはきわめて難しいことです。ましてやそれをピタリと当てるとなると神業みたいなことす。現在のインターネット時代がこような形で到来すると予告していた人がいました。1970年代にNECの小林社長という人が、21世紀初頭にはコンピュータと通信技術が融合して「C&C」の時代がくると多くの本を書いたり、いろんな機会に話をしたりしていたものです。
 当時は何を言っていっているのかさっぱり理解できないままにいたのですが、やがて電子メールができて、こういうことなのかと思ったのもつかのまにネット社会が急速に広がっていって、パソコンは通信手段を抜きにしては有り得ないというようになってしまいました。
 なぜ、このような予測ができたのかというと、当時、アメリカに渡って最先端の研究所などをつぶさに見学して回ったそうです。いろんな研究や開発があってもそれらが全てものになるわけではなくて、将来性のあるもの筋がいいものを見出して、そこを見抜いたということのようです。
 もちろん誰でもがこのようなことを出来るわけではなく、しっかりとした基礎的素養があって直観力が働くのだと思います。
 最近の未来予測は、超悲観的なものから楽観的なものまで様々ですが、しっかりした裏打ちがほしいものです。
 
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# by watari41 | 2004-06-27 10:11 | Comments(3)

国家備蓄

 最初は石油でした。60日間の備蓄が目標でした。次が私らも係りのある国内には産出しない希少金属の備蓄がなされました。これらの価格は国際情勢に影響され、産地での紛争などが起こると価格暴騰が起こり入手するのも困難となるので、国家備蓄は的を得たものだと思ったものでした。
 かなりの蓄えができた時だったと思います。ある希少金属原料の価格急上昇が起こり始めました。我々製造業者は備蓄の放出を願ったのです。その時の高騰した相場の半値で放出しても、仕入れ値は安いので国は莫大な利益をうることができるし、我々メーカーも助かるという一挙両得なことを申し出たのですが、解答はつれないものでした。国家備蓄は儲ける為にやっているのではない。輸入できなくなったときに放出するために備蓄しているのだといういかにもお役所らしいものでした。すぐにそんな危機的な状況が生ずるわけではなかったので、折角の備蓄を使って差益を得ようとする民間的な発想は一顧だにされませんでした。
 最近では石油価格が高騰しているので、アメリカでは備蓄を放出したらの議論も高まっているようですが、大統領は拒否していると伝えられています。
 だが日本では、先日備蓄希少金属の放出が決定されたという報道がありました。もっともっと前にやるべきだったはずなのですが、ようやく実施されたなと当時を振り返り感慨深かったものです。
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# by watari41 | 2004-06-26 15:28 | Comments(0)

為替介入

 為替が変動相場制に移行したのはだいぶ昔のことになります。そのときから日銀は円高(ドル安)になるとドルを買い、円安(ドル高)になるとドルを売って円相場の安定を計ってきており、そのことには何らの問題はないのですが、結果的にはドルの安い時に購入して高くなった時に売るわけですから、差益がでるはずです。それも巨額の国家資金を用いてやるわけですから、莫大な益がでているはずです。これがどのように使われているのかが、かねてからの疑問でした。
 この巨額の利益は、どうやらアメリカの国債を購入するのにあてられているということのようです。ドルの安定はすなわち国際通貨の安定につながるので有効な使われかたをしているようではありますが、日本人としては何か釈然としないところがあります。一方では年金資金として蓄えられていたこれまた巨額のお金が株価の値下がりで損失が出ているようで、おかしなことと言わざるを得ないのですが、日銀に頼んで為替での運用をしてもらったらどうなのだろうかと、素人考えに行き着くのですが、法律上は難しいことなのか、どうもよくわからないことです。
 しかし、変動相場制というのは国家資金の投入などで介入してはならないという自由経済の原則もあるので、表向きは介入はしていないことになっているのでしょう。米国のグリーンスパン議長も知ってはいることなでしょうが、介入ががあってはならないなどとの牽制球も投げているようです。
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# by watari41 | 2004-06-25 09:13 | Comments(0)

財政危機

 20年ほど前に、国債が70兆円を超えた頃に、こんなに多額の借金を誰が払うのか、まさに国家財政は危機的状況にあるという本を読んだことがありました。その後10年ほどして国債残高が200兆円に達したときには、国家は破産の危機にあると言われたものです。それが今や700兆円にもなって、またまた危機だと言われておりますが、本当の危機はいつくるのかと思ってしまいます。しかし借金はいつかは返さなくてはなりません。
 もっとも手っ取り早いのは、インフレの世の中にしてしまうことだそうで、お金の値打ちを下げてしまうことのようで、財務省も究極的にはそれを狙っているといわれてますが、現状はデフレになってしまい、しばらくは国債を持っている人も安全なようです。
 戦時中の国債は、敗戦によるインフレで紙くずになってしまったそうですが、国債というのはいずれそのような運命をたどるものではないのかと思うのです。しかし現状では国債に頼ることなく、国家予算も組めないし国債を買ってもらうしかないのでしょうが、毎年30兆円くらいづつは増えつづけていくので、いずれは破滅にいたるのだろうと考えるしかありません。
 財政危機の解決方法は昔から一つしかないようで、耐乏生活というか、節約みたいで江戸時代には二宮金次郎に代表されるような方法で藩の財政を立て直した話がたくさんありますが、21世紀の世の中ではどんなことをするのか、関心を持たずにはいられません。
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# by watari41 | 2004-06-24 12:05 | Comments(0)

米の価値

 年寄り曰く「昔は一日働いても米3升(4.5kg)しか買えなかったが、今やアルバイトすると2斗(30kg)も買えるそうで良い時代になったと」。私の中学の頃、50年近く前ですが就職すると一町歩の田の稼ぎがあると言われたものです。(一日当たり約7kg)
米の価値は一貫して下がり続けているようで、昔は物価の比較などに使われたことがありましたが基準にはならなくなってきたようです。
 「百石取り」というのは使用人もいる高級武士でした。現在の米価換算では年収4百万円にしかなっていません。こんなはずはありません。
 日本は農耕民族、農の基本は米であると言われてきた時代が、戦後間もなくまであったのではないでしょうか。今やすっかり様変わりしてしまい耕作する田の価値もすっかり下落してしまったのですが、どういうわけかこのところ農水省が田圃整備をやる必要があるということで、各地で一町歩(1ヘクタール)区画の工事がされています。その工事費用は土地の価格を上回っているのです。農家負担の少ないのがミソで大部分は国の負担です。しかし国債発行でやるのでしょうからいずれは国民負担となるのでしょう。最後の公共事業などとも言われてますが、米の価値の経過を考えるとおかしなことです。
 主食には変りないのですが、その重要性は薄らいでおります。しかし北朝鮮などではまだまだ高い価値を有するのだろうなどと考えているところです。
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# by watari41 | 2004-06-22 15:47 | Comments(1)