鉄火場法案

 現代ではスマートにカジノとかIR法案などと言われているが、何のことはない賭博場を作ろうというのである。我々年代には鉄火場というほうがよくわかる。

 世の中が不安定になると、博打が盛んになるとされる。
 江戸時代末期にも世の中がおかしくなる兆しがあったのだろう。我が町にも現代で言う、さすらいのギャンブラーがやってきた。当時は近郷で最大とされる20代以上も継続している名家があった。所有する土地は1km四方くらいもあったそうだ。

 そこに食らいついた賭博師は、サイコロ2つで、、瞬く間にその地主さんから土地を奪い取ってしまったのである。
 事情をよく知らない人は、博打うちの子孫を名家だとあがめてしまっている。
 しかし、博打で稼ぐには相当に頭脳明晰であることも必要だ。その孫だったか曽孫は明治時代に当町で第一号の東大合格者になっているようだ。
 だが博打うちの血統は脈々と流れているようで、競馬で大損をした人も一族にはいるそうだ。筆者と同世代だった人は、博打うちの先祖がどこからやってきたのか調べに調べたがわからなかったということを聞いた。もう亡くなってしまった。

 安倍首相は国家が管理する鉄火場を作ろうとしている。胴元さんは確かに儲かるのだろうが、ていのいい税金徴収作戦でしかない。それも金持ちよりも貧乏人の方が大きく巻き上げられることは目に見えているようだ。何とも情けない。

 せいぜい、宝くじとかパチンコ程度に留めておけばよいのである。

[PR]
# by watari41 | 2016-12-09 22:44 | Comments(0)

人工知能との対決

 囲碁のプロ棋士が、日本の人工頭脳に負けなかったことが大変な話題になった。
 欧州の人工頭脳である「アルファ碁」が、世界最強の韓国人棋士に勝っているので、日本人棋士のトップレベルにある趙治燻さんの勝負や如何にと見守られていた。

 筆者をはじめ300万人ともいわれる日本囲碁ファンは、ひとまずほっとしている。
 ある程度上手になると囲碁ほどに面白いゲームは世の中に存在しない。そのレベルとは田舎初段とされる実力だろう。囲碁才能のない筆者はそのレベルに達するのに60年を要している。

 筆者は人口知能というより、簡単なソフトウエアにも負けてしまう。
 
 人口知能は一手を打つごとに、盤面での勝率を計算してしまうというからたいしたものだ。
 残念なのは、大局観に欠け負けそうな場面で「勝負手」を打てないことにあるようだ。
 そんなことも、まもなく解決されるのだろう。

 藤沢秀行さんという、亡くなってしまったがとにかく強い棋士がいた。
 彼が曰く「私の力は囲碁の神様からみたら4%くらいのものでしょう」と語っていたが、その数字が出て来ること自体が凄い。
 人工知能はそのうちに神のレベルにまで到達するのであろう。

 人間の進歩もすごいが、とうとう機械に追い越されるかという感慨を抱く。
 仙台から若い一力7段という天才がでたが、囲碁界にはそれを凌駕する若い人がでている。大西さんという16歳である。「週刊碁」を読んでいたら、とんかく大変な人である。
 将棋の世界ではプロが機械に教えを乞うという疑いまで持たれている。
 天才という言葉がもはや有名無実になるのかもしれない。

[PR]
# by watari41 | 2016-12-02 12:06 | Comments(0)

淋しき大統領

 朴大統領の実態は何とも哀れである。
 よくぞ今までバレずにきたものである。元側近の暴露がなければ任期満了までいったのであろう。占師に頼り、美容と整形に熱心な普通の中年おばさんであることが世界中にわかられてしまった。韓国民が怒るのは当然のことである。
 信念の強い立派な女性政治家であるとばかり思っていたのは筆者をはじめ世情に疎い人々である。何事も多少は疑ってかかる必要がある。
 20万人のデモは、楽天優勝パレードをみているので実感として理解できるが150万人ともなると想像だにできない。

 国民は騙されやすい。北朝鮮に限ったことではない。民主々義の国家は交代が可能なので多少は救われるところがある。

 以前にこのブログで韓国の悲劇というのを書いた記憶がある。また一つ加わってしまった。
 父親の軍人大統領は、独裁的だと在職中の評判は惨憺たるものであったが、今や英雄に祭り上げられている。現在の韓国繁栄の基礎は彼が築いたとされている。
 最近釜山の一般家庭を訪問した同級生によると、その生活水準はすでに日本を凌駕していると感じてきたというのである。
 筆者が1980年在職の頃に韓国に渡ったことがあったことは、以前に記載していると思うが、朴大統領の出身地は亀尾(クミ)という韓国のやや南部の小さな都市であるが、そこに想像を絶する広大な工業用地を開発していた。見渡す限りの広野にポツンと三星電子の建屋があったのを記憶しているが、今や巨大工業団地なのであろう。

 その父大統領は日本の士官学校を卒業している。同列に例えるのはいかがかと思うが、かつて台湾の総統を務めた李登輝さんは京都大学を卒業されており今も健在である。台湾を繁栄に導いた人と尊敬されている。日本の現状に憂いを持たれ、その精神を取り戻せと言われている。日本も大規模デモが起こってもおかしくない状況になりつつあるように感じている。

[PR]
# by watari41 | 2016-11-26 16:45 | Comments(0)

トランプリスク(後編)

 安倍首相が、世界に先駆けてトランプさんにご挨拶に伺ったところでは、信頼のおける方であるとの印象を持ったと話していた。

 選挙中と当選後、どちらが演技なのかよくわからない。

 だが、少なくとも選挙中の人種差別発言は本音であったのだろう。昨夜11月19日深夜のEテレを見ていたら、日本も日系人であっても外国人にたいしては厳しい。人間の本質みたいなのかもしれない。
 さらには「偉大なるアメリカ」も本心であろう。

 かつて、偉大なる「大日本帝国」は、それを維持するために戦争へと突き進まざるを得なかった。そして破滅した。「偉大」なるを唱えたところの末路は厳しい。

 トランプさんは大金持ちなのであるが、貧乏な白人の票を得て当選した。これまた危ういことをしている。貧乏人と金持ちの利害が一致するなどということは有り得るのだろうだか。いずれ両者が衝突するのではなかろうか。

 また、ビジネス世界での成功者が必ずしも政治家であるとは限らない。
 所属する共和党との関係修復も大変なことであろう。身内を補佐官に起用するというのも大丈夫なのだろうか。リスクがあるように思える。

 次の世界覇権を目指す中国との関係も微妙である。独自の宇宙ステーションまで建設して偉大なる中華圏を築こうとしている。
 いずれは何らかの形で衝突するのだろう。北朝鮮には最強硬の手段が予測される。
 小生は世界が不安定化に向かうとみている。素人判断であるが。

[PR]
# by watari41 | 2016-11-20 13:56 | Comments(0)

トランプリスク

 とても尋常な方だとは思えないアメリカ大統領が登場した。
 君子豹変ということもあるが、その逆をいっている。当選したら途端に普通の人になったように見える。
 選挙演説は半ば公約みたいなものだろうと思うが、票を取るためなら何をしゃべってもかまわないというようなことは、今後批判の対象になるだろう。
 日本では選挙公約が、票を獲得する手段だが、あまりにも出鱈目だというのでマニフェストという言葉が登場したが、しりすぼみになりつつある。

 トランプさんは、政治的にはおそらく無難にこなすでのであろう。そのあたりのリスクは比較的少ないと考えられる。
 最も高いリスクは大阪府知事だった「横山ノック」的、ふるまいがこれから心配される。
 トランプさんは選挙中も言っていた。こちらが有名人だと女は何でもさせてくれると。これは本音なのだろう。
 大阪のノックさんは、車のなかで女性をもてあそんだことで失脚した。合意の上だというが、そんなことは有り得ないだろう。

 優れた実業家であることに間違いない。大成功を収めた人なのである。
 しかしながら、えてしてこの種の人は女性に手を出したがる。普通の男子も似たようなものであるが多少の理性と、何よりもお金のないことが決定的な違いだ。
 わが田舎町にも、そんな人がいた。とにかく商売上手だった。事業勘が冴えていたのである。残念ながら人望がなかった。仲間とつるんで東南アジアへ頻繁に出かけていた。誰もが想像する旅行だったのだろう。

 トランプリスクがどんな形で表面化するのか、異なる角度からも注目である。
 政治的に世界を変えるリスクは、もちろんあるがそれは富裕者のリスクなのであろう。



[PR]
# by watari41 | 2016-11-13 10:18 | Comments(0)

破滅と終末

 我々は、破滅とか終末論が大好きである。
 ノストラダムスの大予言から始まった。今世紀になってからは、マヤ文明が作成した暦が切れるので、それがこの世の終わりでもあるというようなことだった。いずれも外れた。
 科学的な根拠など何も無いのだから外れて当然と言えば当然のことである。
 現代文明を持ったはずの人間も、こんな説に一喜一憂しているのだから面白い。

 世界大恐慌も、最初の予測本がでたのが1988年で、本屋さんで毒々しい文字が躍っていたのを記憶している、あれから30年、リーマンショックなどはあったものの、大恐慌と呼べるほどのものではない。
 日本人の破滅好きは、天災があまりにも多すぎたからではなかろうか。火山の爆発、地震、津波など昔の人は原因がわからないものへの恐怖心はすごいものであったろう。いつかはこの世の終わりが来ると思っていたのいちがいない。そんなDNAを我々は引き継いでいる。

 同じ災害大国なのにイタリア人は陽気にみえる。
 宗教的なものが影響しているのだろうとみている。「ヨハネの黙示録」にはこの世の終わりらしきことが書いてあるが、その時期がはっきりしていない。
 お釈迦様も36億年の将来には、そんなこともあるだろうと言っているようだ。
 今から千年前に日本では末法思想が流行した。疫病や怨霊が大流行したである。その時に大活躍した「聖人」といわれる方々が、今も葬式などに行くと名前を聞く、親鸞さんや日蓮さんである。

 韓国ではどういうわけか、大統領が全員次々と破滅している。李承晩大統領の時代から記憶がある。今度の朴大統領でそんなジンクスも終わりなのだろうと思っていたら、やはり破滅しかけている。そんなことを何かの呪いと呼ぶ人々もいるが、どう考えればいいのだろうか。

 人生には必ず終末が存在するが、それも百を超えると目出度いと言われる。
先日、知人の母親が102才で亡くなった。坊主も目出度いことだとおっしゃる。
法号が「鶴松院賀妙・・大姉」2文字は聞き取れなかった。世の中は様々である。
 

[PR]
# by watari41 | 2016-11-05 17:44 | Comments(0)

官製談合

 「復興バブル」というべきものがあった。
 東北の被災した沿岸地域一帯における各市長村である。
 我が町は年間予算百億円にも満たないが、そこに千億円を超す復興資金が下りてきた。
 震災で犠牲となられた方々には誠に申し訳ないことであるが、青息吐息だった人々が、酔いに酔ってしまった。年間売り上げ1億円程度の零細土建会社が震災翌年には25億円にまで膨れ上がった。だが昨年は5億円へと落ち込んだ。これからも上昇する見込みはない。
 落札率99%などと、すべからく「官」が介在しなければ有り得ない。露見さえしなけれという考えがまかり通っていた。
 10月19日に我が町で役場の課長と2つの土建会社社長の逮捕がローカルのトップニュースとなり数日間は、その話題に独占された。
 昨年末の入札で手違いが起きた。落札すべき業者に落ちなかった。課長判断で直ちに入札をやり直した。町では課長がトップである。市では部長、政令都市では局長に相当する。強大な権限を有するのである。
 
 筆者は、民間会社在職の頃は役場とは縁がなかったが、退職後は多くの方と知り合いになった。その課長とも多少口を聞いたことがある。ホープなのだとされていた。
 往々にして事件を起こすのは、こういう切れ者とされる人なのである。多くの人にとって驚きにちがいないが、多少の事情を知るものにとっては、さもありなんということである。
 昔、知人の正義派とされた老社長が制限付き競争入札に申し込もうと会場を訪れたら受付のオニイチャンから、どこのどなた様ですかといわれ頭に来たと言っていたことがある。

 豊洲市場などは、世間に明るみに出ることなく事業費5千億円が99%落札率で環境基準も無視しての「事件」が見逃されていたのだから驚きを通り越している。

 このような問題を抱えているのだから、抜本的なシステムの見直しが必要なことは言うまでもない。欧米諸国ではどようにしているのだろうか?

[PR]
# by watari41 | 2016-10-28 11:53 | Comments(0)

持続可能か

 時代のキーワードを、ひとくくりにすると「持続可能か」ということになるのだろう。
  ①オリンピックは今後も続けてゆけるのか
  ②天皇制は維持できるのか
  ③ニッポン経済は破綻しないのか
  ④わが郷土が消滅することはないのか
 もっと沢山の消滅しそうなものがあるが、代表的なものを上げてみた。

 身近なものでも、町内の老人クラブが10年前には24グループが存在したが、今や7つになり急速に衰退しているのだが、片や老人数は爆発的というのもおかしいが、長寿命化でどんどん増加しているのである。
 先日の敬老会名簿によると、77才ではその同級生の7割が生き残っている。
 88才では4割の人が健在である。老人の意味合いが大きく変化している。従来とは異なる形態に発展的解消をするのだろうと考えるが、その先駆けがまだ見えてきていない。

 ボート競技場のゴタゴタは、面白おかしく騒がれているが現在のオリンピック問題を象徴するものであり、これからの○○オリンピックという言葉がなくなる前兆なのでもあろう。

 天皇陛下も早く辞めたい、持続可能な制度にしてほしいと要望されているが、これまたモタモタしているように見える。天皇制そのものの消滅も危惧される状況にある。

 日本銀行は、いつまで国債を買い続けられるのだろうか。その限界がニッポン経済の破滅になりそうだ。有効な手立てがいまだ見つかっていないのである。

 我が町は、幸いに政府機関が発行した将来の消滅都市リストには載っていないが、現在の規模を維持できないのは当然のことである。今年中期計画書が発刊されたが、主題は未来につながる「持続可能な都市を目指す」という事なのだが、内容としてはありきたりのことが書いてあるにすぎない。斬新なアイディアなどはなかなか出てこない。

 自分自身も、あと何年持続可能なのか、全くわかっていないし、その割合にはやることが多すぎて、考える時間もとれていない。
 

[PR]
# by watari41 | 2016-10-19 12:04 | Comments(2)

富裕層

 「プライベートバンカー」という今年(2016)7月講談社から発刊された話題の本を読んでみた。著者は清武英利さん、聞いたことのある名前だと思ったら、読売巨人軍のコーチ問題でナベツネさんと係争中の人物である。筆も立つ人なのだ。

 日本には、一億円以上の預貯金をもつ人が200万人もいて増加中なのだという。この数字は生活保護世帯数160万所帯を上回るがこちらも増えている。貧富の二極化ともいわれる現象だ。アベノミクスが拍車をかけているのであろう。
 5億円以上ともなると、超富裕層と呼ばれ日本で税金を取られることを極端に嫌がり、税金の安い、あるいは無税の国に移住したがるというのである。

 パナマ文書が漏れて日本人名もあった。警備保障会社の創業者一族である。
 かつてから、日本周辺の海難事故などでパナマ船籍の貨物船ということをよく聞くのだが、要するに税金のかからないところに事業所をおいて活動したいということなのである。

 冒頭の本はシンガポールの話である。国策で世界中の金持ちを集めようとしている。我々は、街のきれいな観光地のイメージしかないのだが、富裕者の集まる金融の国である。子孫に無税で富を残そうとするなら5年間暮らして外国籍を取得しなければならない。ゴルフと遊んでばかりの日常も羨ましいようだが、辣腕をふるい昼夜の別なく働いて稼いできた方々にとっては退屈きわまりない生活をしなければならない。税金を逃れるのは実に大変なことだ。

 アメリカでは20代で巨万の富を築き、広大な屋敷を手に入れ趣味三昧の生活を送る人を凄いものだなと昔は眺めていたが、飽きてしまうのではないのかと思ったことがある。
 お金は無くてはもちろん困るが、ありすぎるのも始末に負えないもののようだ。

 そんな余計なことを考えるのは筆者など日本の貧乏人だからに他ならにないのかと思ってしまう。金持ちの気持ちというものを聞いてみたいものだ。

[PR]
# by watari41 | 2016-10-12 21:03 | Comments(0)

知事と原発

 新潟県知事の3選が確実だとされていた泉田知事が、突如として出馬を取りやめたのは、自らに身の危険を感じたからということだ。

 世界最大の柏崎原発再稼働に当たって、福島事故の検証が不十分だとして認めなかった。平身低頭する東電社長が気の毒に見えたくらいである。

 福島原発では震災時の大事故以前に、東電がMOX燃料を使ったプルサーマルを実施したいと要請していたが、時の福島県知事の佐藤栄佐久知事がガンとして拒否していた。5選もされた知事だが、その末期には、作り上げられた増収賄事件のようだが、起訴されてその政治生命を絶たれた。
 筆者などとは同年代で若い頃から知事だった。既に原発は稼働中だったが、小事故の発生する度に、適当なことを言われて誤魔化されていたそうだ。東電の言う事は信用できないと、プルサーマルの時に専門家に聞いたら、あんな危険なものはないと言われ、頑強に拒否したようだ。
 その知事の同級生だったという男が、縁があって我が町の住宅地に住むようになり、私が所属するサークルに入ってきた。何の取柄もありませんが、かつて福島県知事と机を並べていたのが自慢なのですなどと言っていた。

 鹿児島県知事の三反園さんが、再稼働した原発を熊本地震があったので、一時停止して緊急点検してはどうかと再三申し入れたが、九電は聞く耳を持たなかった。稼働中の原発を停止させる権限は知事にはないようだ。

 少し前までなら、業者による多額の袖の下が通用した時代があったが、今や議員の政活費にもメスが入っている。
 再び闇の勢力に頼ってしまう時代となったかのようだ。
 新潟県知事には、幸いにして泉田さんが先導したプロジェクトの問題が、新潟新聞に大きく取り上げられた。これ幸いと思ったのだろう。

 かつてロッキード事件の時に、掘田検事が日本には底知れない闇の世界があると言っていたように記憶しているが、原発マネーも流れ込んでいるのであろう。



[PR]
# by watari41 | 2016-10-03 15:26 | Comments(2)

立ちション

 何とも尾籠(ビロウ)な話で恐縮だが、電車の運転手がダイヤを守るためとはいえ、線路に立ちションしているところを見とがめられた。何度もやっていると言うのだから、介護用オシメが恥ずかしければ、それなりの容器を用意しておくべきなのだろう。

 今を去る50年も昔のことになるが、石巻発仙台行きの電車がなかなか発車しない。そのうちにアナウンスがあった。只今運転手が昼食中なのでしばらくお待ち下さい、というのである。乗客は唖然とした。動労が強かった時代のことである。仙台まで一時間半ほど我慢が出来ないのかという時代雰囲気だったように思う。

 立ちションが、軽犯罪の象徴みたいに言われた時代が懐かしい。小生なども入社の頃は、酔った勢いで、どこの家の塀かわからないところで、みんなでやれば怖くないみたいなことだった。酒に寛容な時代があったのだ。実際に立ちションで検挙された人はいないのではなかろうか。

 プロ野球の選手で盗塁王の歴代記録を大幅に破った福本選手だったと思う。国民栄誉賞の話が持ち上がった。本人は断った。そんなものをいただいたら、その辺で立ちションも出来なくなってしまうよというコメントが忘れられない。

 今年のイグノーベル賞は、天の橋立などで知られる「股のぞき」を研究した日本人に与えられた。学術的なものであるが、テレビでタケシさんが、昔の女性の立ちションスタイルではないのかと言ってたが、若い方々にはわからないだろう。これまた半世紀も昔のことだが、モンペ姿で農作業をしていた恥も外聞もなくなった高齢のご婦人が、モンペをヒョイトまくり上げて、裾が濡れないように上半身を折り曲げて確認しながら田畑にシャーシャーと自らの肥料をまいていたものだ。タケシさんの年代でも記憶にあるのだろう。

 人類誕生以来の生理現象に、電車の運転手ではないが高度文明社会の現代も困窮している。たまたま9月24日に我が町で高齢者医療講演会があり、参考資料として「トイレが近くて困ってませんか」という男女別での冊子が同封されていた。URLも掲載されてた。
http://www.hainyou.com/

[PR]
# by watari41 | 2016-09-26 20:25 | Comments(0)