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解散

 首相には、自分に都合の良い時に衆議院を解散する権力がある。
 逆に都合の悪くなった時にも、その権力を使うことができる。

 先にイギリスでメイ首相が就任直後に解散を実行し、大勝すると思われたが、予測通りにはゆかなかった。ドイツでもそんなことがあった。
 今回の安倍さんはどんなことになるのだろうか。もちろん勝てる時期だとして、今を選んだのである。ご自分のスキャンダルめいたこともご破算になると見込んでいる。

 民進党がゴタゴタしている虚を突いたのだろうが、前原党首は小池さんに全てをあずけてしまう捨て身の戦法に出た。
 民進党の前身は社会党であるが、半世紀以上も前からその体質が変化していないように思える。当時は右派社会党と左派社会党という2つの政党が存在した。浅沼稲次郎さんとか佐々木更三さんなどが活躍した時代でもある。
 先の民進党党首選挙で、前原さんと枝野さんが争ったのも、両者の話を聞くと、昔の右派、左派の対立をそのまま持ち込んでいるかのように思えた。
 人間の考えることは、そんなには変化するものでは無いものだとも再認識させられた。

 今回選挙での台風の目になるのが小池さんになってしまったかの感がある。
 アナウンサーから選挙に出た時に、小沢一郎さんが女性最初の首相になる人だと持ち上げた。そんな感覚を与えたのかもしれない。政治的な動きの得意な人でもある。

 前の都知事だった石原さんは、小池さんの車の後押しみたいな発言をした。「年増の厚化粧をしたホステス」ではなかったろうか。これで女性群は一挙に小池支持となった。

 もともと日本人は流行に乗りやすい。かつては土井たか子さんブームというのもあった。
 自民党に飽き足らないが仕方なく投票している保守系人というのもかなりいる。小泉さんブームも、自民党をブチコワスという発言が受けたのである。小池さんも同様なことで短い選挙期間の話題をさらうのであろう。
 

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by watari41 | 2017-09-29 15:18 | Comments(0)

斉藤由貴

 「不倫」は、男と女がいる限り存在する。不名誉なことで有名女優がさらに知名度を増した感がある。

 彼女の名前を知ったのはもう30年も前になる。
 NHKで数回に渡る大型ドラマ「新十津川物語」があった。
 その第二回目あたりからみたのだが、その冒頭場面で主人公のモデルである百歳に近い老婆と共に彼女が現代のスタイルで出てきて、稲穂の垂れる田園で話をしていた。
 何とも清楚で美しく魅力的にみえ、こんな女優もいたのかと思ったものだが、世の同世代の男子も一様にそのように見ていたらしいのだ。
 すでに、その頃には一流の女優であったことを後に知った。
 男子のみならず、女性にも人気があったようだ。

 彼女の凄さを知ったのは、在職した会社でスマホ時代の今は存在しないのだろうが公衆電話用「テレホンカード」も制作していた。有名人もそのモデルになっていた。
 人気のあるカードには何倍ものプレミアムがついた。肖像著作権料があるので、発行枚数は限られる。関連の会社で、有名カードのオークションが開かれるのだが、彼女のカードには何と30万円の根がついたのだという。額面が500円のカードである。
 あらためて、斉藤由貴という名前が頭に入った。

 その後、大女優として幾度もテレビドラマなどに出ているようだが、私は残念なことに見たことがなかった。
 今回の「事件」で51才になっていることも、現在の顔も知った次第である。
 奈良県の「十津川村」は6年前にも大水害に見舞われたが、明治中期にも同様の水害があり、新天地を求めて北海道に渡り「新十津川村」を開いた物語で、モデルとなった主人公の女性は開拓初期の頃に移住して、艱難辛苦の末に長寿を全うするのである。洞爺丸事故で孫の一人を亡くしたりする。最後の場面で奈良県に残る姉と主人公が電話する場面があるが、耳はもう聞こえない。何も語らんともようわかるよという両者が印象に残る。
 主人公を演じた齋藤由貴さんには、そんなドラマを思い起こし再起を願っているのである。

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by watari41 | 2017-09-18 17:52 | Comments(0)

無手勝流

 戦いの奥義を極めると「無手勝流」に到達する。
 講談の「塚原卜伝」が有名だ。
 囲炉裏に座っていた卜伝に、突然、武者が真剣で襲いかかってきた。卜伝は慌てず騒がずに、いろりに掛かっている鍋の蓋でハッシと受け止めた。達人になると殺気を事前に感じ取れるらしい。
 安倍首相も、北朝鮮のミサイル発射の時には官邸にいる。事前に感知しているかのようである。現在の防衛技術をもってすれば、その程度の把握は容易なことなのだろう。

 何しろ日本の防衛予算5兆円は、北朝鮮総所得の2倍にも達する。人件費の高い日本では自衛隊員の給料がかなりの部分を占めるのだろうが装備も超一流のはずだ。
 我々日本人が知らないだけで、世界の軍事専門家には常識的なことなのかもしれない。
 アメリカに至っては、さらに桁違いの軍事力を持っている。
 そうでなければ、「断首作戦」など言い出すはずがない。

 しかし、攻撃を受ければ何がしかの損害をうけることは免れず、「無手勝流」が望ましいのは、言うまでもない。
 名人ともなると、相手を見ただけで腕前がわかるようになるようだ。
 ゴルフもしかり、スタンスだけでわかられる。
 そんなことはもはや「AI」で実現しているのかもいれない。何しろ軍事関連技術はいつの世でも最先端を走っている。

 今年の27時間テレビのテーマは「歴史」である、時々見ていた。かなり脱線しながら進んでいる。歴史の決定打は常に「戦い」であったが、現代ではむしろ「噂」が決定力を持つのかもしれない。北朝鮮では今回の核実験で「奇病」が出るとの噂が実験場付近から出ているそうだ。彼の国民は「放射能」のことなどは何も知らない。もしかしたら最大の弱点なのかもしれない。
 風評被害によって、福島県は壊滅的ともいえる被害を被った。宮城・岩手の海産物「ホヤ」は韓国が今も輸入禁止にしている。
 「戦い」を放棄した日本の無手勝流は北朝鮮国内への「風評」を巻き起こすことを考えるにありそうだ。


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by watari41 | 2017-09-10 17:14 | Comments(0)

原爆から水爆

 とうとう来るものが来たという感じで受け取った方も多いだろう。
 北朝鮮の「水爆」である。
 アメリカはビキニ環礁の「水爆実験」まで、原爆開発から9年を要した。
 1954年、日本の漁船「第五福竜丸」が大量の放射能灰をかぶり、乗組員の久保山さんが闘病の末に死亡したのを、連日当時の新聞が伝えており鮮明に記憶している。

 北朝鮮の最初の原爆は2006年なので11年を要しているが、科学技術の発達した今日、外部的圧力だったのだろうか、国際的な孤立だったのだろうか?
 先日のNHK子供向けの番組で、北朝鮮は孤立しているなんてとんでもない。抜け抜けのスケスケなんですよということを解説していた。
 国連決議とは言っても、それを守るか守らないかは、各国の判断に任せられているらしい。
 そんな解説をもっと早くにやってほしかったものだ。
 ただ貧困であるのは間違いないようだ。かつての日本のように「欲しがりません勝つまでは」みたいな気分になっているようである。

 いずれにしても、国家的単位で全国民の戦意向上が図られてしまうのは、現代人類の最大欠陥ではなかろうか。欧州ではナチスドイツに心酔した。日本では神格化された天皇に、というように洋の東西を問わない。その背景には当時の貧困があったことは明らかである。
 インターネット社会で、閉ざされた空間は無くなるんだと、今世紀初頭には誰しも考えたに違いないが、現実はそうならなかった。世界の高度情報化とかは絵に書いた餅に過ぎなかったのか。どうでもいいような情報や、デマとされるニュースが世界に溢れかえっている。役所でも情報公開として真っ黒な文書を平気で出してくる。

 原爆や水爆は、もはや使えない兵器であることは誰もが知っている。どこかで誰かが使えば現代文明の崩壊につながる事も承知されている。


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by watari41 | 2017-09-04 21:13 | Comments(0)