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横綱:稀勢の里

 「一日千秋」の思いとは、こういうことを言うのだろうと実感した。
 大勢の日本人と同様に、稀勢の里に一喜一憂していた。実力はあるのだが、このままで終わるのではなかろうかとも心配していた。
 「持続する力」を出し切れずにいた。
 白鵬を63連勝でストップさせた快挙もあった。そのままいけば100連勝くらいしそうな勢いのあった時の出来事である。今場所の白鵬は、確かにピークを過ぎている。

 日本人の若物が力士を目指すことは、かつてからみれば大幅に減少した。サッカーをはじめとしたプロスポーツの人気が高くなった。運動神経抜群の人材がそちらに流れている。
 従って学生相撲出身の力士が多くなっている。
 そんな中での稀勢の里は珍しい存在でもあった。
 学生のレベルが上がったのか、大相撲の実力が低下したのかはわからないが、かつては学生横綱でも三段目程度の力士に稽古をつけてもらっていたそうだ。解説で有名だった神風さんと同時代の玉の海さんが話していたことを記憶している。
 今や最強学生は十両下位程度の力がありそうだ。

 来場所からは安心して相撲放送を見ていられそうだ。
 筆者は、一度だけ蔵前国技館の時代に本場所を見たことがある。若島津が幕内に上がってきたころである。彼は親方としても、定年に近いのではなかろうか。物言いの際に土俵に上がる姿は、頭も薄くなったベテラン審判員である。

 もう一度、土俵をみたいものだが、かなわぬ夢になってもかまわないくらいの今回の稀勢の里の快挙である。
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by watari41 | 2017-01-22 20:22 | Comments(0)

何がファーストなのか

 小池さんは都民ファースト。
 トランプさんは米国ファースト。
 かつての小池さんはアスリートファーストなどという言葉も使っていた。
 何となく恰好よく聞こえる。

 しかし、言葉の裏を考えると自分さえ良ければOK、他のことはどうでもいいとも解釈できる。オリンピックの負担金をめぐって小池さんと他の知事がもめている。よく考えれば元々は我々の税金なのである。こんなことがテレビに大きく出るようではおかしい。
 自分本位でないと我慢がならないというのは小児的なことだが世界的にまん延している。

 トランプさんは、とにかくおかしい。極端にいうと、しゃにむに歴史の歯車を逆に回そうとしている。そういうことは有り得ない。大変な歪をもたらす。
 自己ファーストなのは間違いないだろう。 
 いずれアメリカは何らかの形で爆発することになるかもしれない。
 
 プーチンさんはトランプさんの弱みをすっかり握ってしまったらしい。見るからにスキャンダルにまみれていそうな人だ。
 金儲けの上手なことにかけては右に出る者がないのだろう。マネーファーストで生きて来た人のようだ。
 大袈裟には、そういう人に世界の運命が握られてしまう。アメリカで苦しくなった白人層から支持を受けている。かつての繁栄を取り戻そうということなのだが、半数の人達が苦しくなってきている。
 1%の富裕者が米国の富のかなりを占めている。日本もそのようになりつつある。
 アメリカの如くならんと懸命に追いかけてきたが、トランプさんの後を追随するのは止めてほしいものだ。
 宮城県吉岡には映画化された「殿利息でござる」の如き、他者ファーストの人が実在したのである。

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by watari41 | 2017-01-15 21:05 | Comments(0)

高年過労死

 過労による自死は、若い人だけに起こるものではない。
 年末に知り合いの64才女性が亡くなった。被災者の一人でもあった。元気の良いオバサンであった。それゆえに一族から頼りにされ、本人もそれを引き受けていた。

 町内ではあるが、10kmほど離れたところに住んでいる共稼ぎ夫妻の娘の子供達(孫)の面倒を見るため、免許を持っていない彼女は、公共の交通機関を乗り継いで通っていた。
 彼女夫妻は県外からの人である。30年ほど前に我が町に居を定めたのである。
 県外にある実家は農家である。百歳に近い母親が健在である。その末娘だった。
 農繁期になると、実家に何泊かで手伝いに行くのであった。

 稼ぎ手の実家の長兄が病に罹った。大病院がよかろうと仙台の病院に入院した。それをもまた、一番近いところにいる自分が面倒をみなければと思い実行していた。
 あれもこれもと、見ているこちらが気の毒になるほどだった。しかし元気一杯だったので、乗り切るのだろうと思っていたのである。

 責任感が強く、義理固かった彼女は精一杯頑張ったのであろうが、次第に追い詰められていったのであろう。鬱になってしまった。
 筆者は震災後に彼女を知ったのであるが、こちらは被災者支援のつもりだったが、どちらが慰められているのかがわからないくらいだった。

 高齢者と言われる層が元気になり、65才ではなく75才からを高齢者と呼ぶようにしようとの案が出されている。おおむねはそのような傾向であることは間違いない。
 しかし身体機能は確実に衰えてきている。無理は禁物なのである。
 先日、お寺さんに伺ったら檀徒総代の定年を75才にしましたという。町内の各地域毎に20人ほどの総代がいる。責任総代を除きそのようにしましたと、同級生でもある坊さんは自分から率先して、息子に住職を譲りましたと言う。
 年配者は往々にして総代を辞めたがらない。しかし相当に怪しい人が多かったんだと言う。
 年寄りだと、自分で口では言うものの、まだまだ大丈夫と思っている筆者もその一人である。気をつけたいものだ。
 

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by watari41 | 2017-01-09 17:37 | Comments(0)

正月の郵便局

 今年は正月3ケ日連続で、我が町の中央局に通った。小生同様に2、3枚の年賀ハガキを抱えてやってくる人がひきもきらない。街中にあるのだが、皆さん車でやってくるので駐車場の出入り口が渋滞する。
 返信をしないようにするかと思う人もいるが、正月2日に改めて郵便局に向かう。
 そんな義理堅い人が、まだ世の中の大勢を占めているようだ。
 郵便局も商売熱心で、屋内のポストの脇に臨時の年賀はがき販売所を設けている。

 昔から郵便局の屋外にもポストがあるのだが、元旦には夕方に行くとポスト口まで溢れるように詰まってしまう。それではいかんと、数年前にベニア板の大きな箱をつくり、年末・年始だけに用いるようになっている。

 年賀はがきは、全国的には年々減少傾向にあるようだが、わが田舎町のようなところは、減ってはいないのだろうと思う。
 だんだんと生存証明書の如きものに近くなってきている。同級生には早々に今年をもって止めることとしますという人もいる。

 年賀状は郵便局にとって、とてつもない収入源なのだろうと思う。30億枚で1500億円。だが一般のハガキは赤字だということで62円に値上げされるようだ。全国一律という料金制度を辞めて、遠距離は高いですよとすればよいのではないかとも思うが、システム構築が難しいのだろうか。
 大半のはがきは近距離である。小生も町内への年賀状が随分とあった。
 役場などは町民向けに大量の郵便物がある。さすがに特別割引を実施したようだが、ムダ金を使ていたものだと思う。
 民営化したとはいえ、郵便局は保護されている。宅配便会社の新聞一面を使った意見広告が出ていたことを記憶している。宅配便で親書と称するものは受け付けられない。荷物の上に張り付けておくと、中に入れてくださいと指導をうける。
 ハガキの値上げには予想外の抵抗がありそうだが押し切られてしまうのだろうか。
 

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by watari41 | 2017-01-03 17:25 | Comments(0)