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 日本の報道自由度は、とうとう世界72位まで下げてしまった。
 我々には、そんな実感がないが客観的な評価なので、そういうことなのだろう。知るべきことを知らないということになる。

 メディア関係者が一様に、「見ざる・言わざる・聞かざる」の状態に陥っているのであろう。
本来の意味は、その前に「悪いことを・・・」をという言葉がついている。孔子が唱えたもので儒教の教育的なものであった。
 日光東照宮の彫刻で、あまりにも有名になってしまったが、本来の意味を知らず納得する人も多い。日本人の倫理観ともなんとなくマッチしている。

 我々は、メディアからしか情報を得られない。ネット情報もあるが信頼性に欠ける。
 10年ほど前に、仙台市長が何十回も海外出張を繰り返していたが、殆どの市民は知らなかった。それを地元紙が暴いた。タクシーのおかしな領収書もたくさん出てきた。市長は結局、辞職に追い込まれた。
 地元紙が書かなければ、今も名市長だとして在職し続けているかもしれない。

 おかしなことに、名だたる大新聞に週刊誌の見出しが躍り、実際にもその記事が真実である場合が多い。大新聞、テレビ各社に取材能力がないわけではあるまい。週刊誌を追認するだけになってしまっている。

 自らに目隠しをしてしまっている。開きメクラ同然になっている。どうでもいい情報が溢れかえっているので、週刊誌に驚いてしまう。

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by watari41 | 2016-04-28 12:20 | Comments(0)

熊本地震

 畑が水平方向に延々とずれた断層をみて驚いた。
 震源が地下10kmというから、エベレスト山以上に渡る断面が数メートルずれたことになる。そのエネルギーがM6とかいうように計算されているのだろうと私など素人は考えている。莫大なエネルギーの放出である。

 九州はもともと、地震の少ないところと認識していたが、いろいろと解説を聞いていると、とんでもないところなのである。

 豊臣秀吉の全盛時代に新築したばかりの京都伏見城が全壊したことは有名であるが、大きく見たその断層ラインが大分県から熊本県を突き抜けている。
 熊本城石垣の堅牢さは、敵に対する備えばかりではなくて、地震への対策も考慮した加藤清正の築城だったのであろうと推定されている。しかし400年の老朽化が今回の崩落につながったのであろう。

 東北も前回の大地震が400年前で、符号するのだが学者は偶然の一致にすぎないだろうとおっしゃる。学問的な根拠が無いのだから当然といえば当然である。

 ついこの間、プラタモリの「水の都熊本」を拝見したばかりである。よくよく考えてみれば地盤の弱さにつながる。私の住む阿武隈山系も良水がでるところだが同様に山肌が脆い。

 最初の地震から一週間、自動車の中で生活する方々が予想外に多いようである。
 そのまま、宮城県まで来てしまったらどうだろうかと思う。我が町ではもう千戸近くになった空き家の仮設住宅が存在している。取り壊した仮設団地もある。
 周辺の市町村もそんな具合だと思っている。自動車の中よりもしばしの安息が得られるのではなかろうか。そのうちに熊本にも本格的な仮設住宅ができるはずだ。
 高速道路を無料開放して、受け入れ体制を作れないものかと思う。
 しかし、これは民間人の単純発想で、役所とすればそれなりの難しい問題があるのだろう。
 被災者救済第一で、そんな音頭をとる政治家がいてほしいものだ。
 

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by watari41 | 2016-04-20 18:30 | Comments(0)

老害

 町内会長(田舎の行政区長職)も2年目に入った。私の場合は自給300円程度の役場の臨時職員みたいなことは、前にも書いたことがある。
 とにかく忙しいのには参ってしまった。
 150世帯、500名ほどが担当範囲である。
 もともとトラブルの多い地域とはされていたが大変である。各戸いずれも何がしかの問題を抱えながら生活している。すべて順調な家庭などというのは世の中には有り得ないのだろう。

 一人の老人に手を焼いている。90歳を超えている。認知症というわけではない。わずかにマダラなのかもしれない。この人は自分の過去を誇りたくてしょうがないのである。それなりの叙勲も受けた。だが多少良識に欠けているところがある。誰もまともにこの老人の話を聞こうとはしない。この方はいらだっているのである。

 区長さんやと我が家にやってくる。小生も、いささかもてあましぎみなので、あなたは、今の私くらいで亡くなっていれば、もう17回忌と言われてもおかしくない歳まで生きたのですよ、泰然自若たるべきですと言うと、いやオレは百まで生きるんだと頑張るのである。

 老害とされる方々は多い。有名なのは大新聞社のトップに納まる人であることは、よく知られている。組織内にいると、こういう人には逆らえない。実績があるからである。

 セブンイレブンの会長が辞任することになった。日本にコンビニ文化を築いた人である。NHKでは「驚くべき理由」という形容詞をつけたニュースを流した。女性問題か?と一瞬思ったものであるが、その理由は人事案件を役員会で否決されたからというのである。それなら我々からすると、当たり前のことで驚くべき理由ということではない。NHKの感覚が若干ずれていると思ったものである。
 83歳の会長さんと、91歳の大株主さんが対立した。老々対決でもある。
 今後の経営方針をめぐることでもあるので、お歳とはいえ堂々たるものだ。とても老害などとは申し上げられない。わが町内のご老人と比べると大変な格差がある。それまでの生きざまの違いでもあろう。小生なども若い人からみると、すでに老害をさらけ出している区長なのかもしれない。(しばらくぶりの更新でした)

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by watari41 | 2016-04-12 21:28 | Comments(2)