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伊達な旅

 壇蜜さんは、セクシアルな女優としてつとに有名である。表題の宮城県が制作した夏の観光PR動画Youtubeに出演して、大きな話題を呼んでいる。
 村井宮城県知事も浦島太郎で共演する「竜宮城」ならぬ「涼宮城」として、伊達政宗生誕450年を記念して涼を求める観光客を呼び込もうという企画である。

 大反響の理由は、動画の出来栄えが良かったからではない。間のびした愚作なのだがエロチックさが受けたのである。村井知事は大根役者そのものだが、壇蜜さんを起用した意図が成功したのである。
 男子がみても、どうということはないのであるが、インテリアルな女性がみると不快感ありということにあるのだろう。宮城県の「品位」を落とすものだと仙台市議団が申し入れ、奥山市長が記者会見を開くまでに至った。だが動画を取り消すか否かは知事に権限のあることなので、市長は異議を申し上げるのみだということだった。

 エロティカルな表現がどこまで許されるかは、古くて新しい課題でもある。
 50年も前にテレビで製薬会社が精力剤のコマーシャルを出した。画面で中年男が「俺も歳をとったもんだと言う、それに奥さんが、私だけが知っている事よ」という。たったそれだけであるが、クレームがついて取り下げられた。

 同じころ、私は入社して間もなくだったが、まだ海外旅行が珍しかった頃に、会社幹部が海外研修旅行団に参加して帰国の時に、お土産にとエロ本を大量にカバンに詰め込んできたが、羽田空港で取り押さえられた。身元保証人を求められ、自宅連絡するわけにもゆかず、その部下がお迎えに行ったことがある。あまりに量が多すぎたので業者と間違えられたらしい。白髪のジェントルマンだったが人は外見によらずということなのだろう。

 現代の感覚からすると、村井知事は問題なしという判断をしたに違いない。大成功とニンマリしているに違いないが、Youtubeの再生回数と、宮城県への訪問客とは必ずしも比例しないことだけは確かである。

 

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by watari41 | 2017-07-20 17:27 | Comments(2)

IS崩壊

 第三次世界大戦が起るとすれば、中東地域だと言われたのは、もう50年も前のことである。
 ずっと不安定な状況が続いてきた。戦闘状態にあったわけである。
 世界大戦にならなかったのは幸いである。しかし中東地域は長く続いた戦争で見るも無残に疲弊した。

 中東を不安定にさせたのは西欧諸国で、なかでもアメリカの兵器産業だったとされる。
 かつてアイゼンハワー大統領が引退する時に、軍需と産業が一体化した産軍複合化が心配されると言っていたが、現実のものとなっている。兵器産業が戦争を続けてきたともされる。広い意味では先進国の経済を中東諸国の犠牲のもとに引っ張ってきたのかもしれない。

 「IS」という都合の良いものが出て来た。必要上、作られたものなのかもしれない。
 アメリカは、かつて自分の味方に引き入れたものを敵に回して戦争をしているお人良しだとも言われ、我々も信じた。イラクのサダムフセイン大統領がそうだった。かつてのフセインさんは盟友だったはずだ。オサマビンラディンも同様だった。それらを相手に大規模で何年にも渡る戦争が続いた。兵器産業は大いに潤ったはずだ。
 アラブの春とされるものも同様だったが短期戦に終わってしまった。
 シリアは中東の争乱を横目に長らく平穏を保てきた。高校の同級生で定年後にシリアでシニアボランティアを数年間やってきたものがいた。平和時のシリアである。同窓会で、あそこがそんな状態になるなんて信じられないと言う。

 お互いを本気で戦わせる仕掛けを作ったのであろう。アラーの神が都合の良いように扱われたのだと思う。「IS」が最終的に勝ち残るようでは、先進国が困るので出来レースみたいな感じもしているが、たくさんの戦争の種をまだまだ残してきているようだ。

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by watari41 | 2017-07-13 17:02 | Comments(0)

選挙の風

 東京の都議会議員選挙で、小池百合子知事が旋風を巻き起こした。
 その前には、小泉さんも同様にブームを起こしている。
 メディアでは「風」と呼んでいるが、一種の「はやり熱」みたいなものだろうと思っている。
 多くの人が感染してしまう。
 では感染源は何だろうかというと「テレビ」に他ならない。テレビを見ていない人には感染しない。新聞には、それほどの感染力はもはやない。
 NHKではなく民放に多大な感染力が多くあるのだと考えている。面白おかしく伝えるべく、芸能人や解説者を招いている。いやがおうでも感染してしまうことになる。
 テレビの出始め頃に評論家の「大宅壮一」さんが評した一億総白痴化現象が止まらないのだと思っている。60年も前に見事な予言をしたものだと思う。

 「風」とは空気の移動である。その空気は作られる。
 物理的な空気でないことはいうまでもない。
 小さくは、その場の空気、会社の空気、地域の空気などいろいろある。空気を読むのが大変なことはよく知られている。その空気というのはなかなか移動しない。人から人へと伝わりはするが、移動範囲は限られる。したがって通常は「風」を巻き起こすことなどは極めて難事である。
 それが、選挙ともなると簡単に起きてしまうのだら不思議と言わざるを得ない。
 人から伝わるのではなく、テレビが伝えてくれるのである。一対一なのだが、実際には一対無数なのである。とんでもない風を送ってよこす。

 感染力の強い菌がばら撒かれる、あっという間に広がる。日本人は免疫力が極めて弱い。風邪に強くするにはインフルエンザなどと同様に予めワクチンが必要とだとさえいえる。そのワクチンとはメディアリテラシー(情報識別能力)である。
 しかし大衆をめくら同然にするというのが、権力者の願いでもある。戦前の大本営発表もそんな上に成立した。日本人の内実は何も変わってはいない。
 風を起こすノウハウも、その筋には徐々に蓄積されているようだ。これからも何度か「風」が吹くことであろう。

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by watari41 | 2017-07-07 12:57 | Comments(0)

強い楽天

 昨年がウソのような楽天の首位である。梨田監督が流れを引き寄せたのだろうか!
 3月には名だたる解説者たちが最下位を予測していた。
 今日は29年ぶりという、青森県でのプロ野球で弘前球場が舞台である。ローカル局が中継している。青森県にゆかりの太田幸司さんが始球式だった。実況解説もしている。三沢高校の甲子園決勝進出の投手である。昭和44年のこと、48年も前のことだ。在職中に出張の携帯ラジオで聞いていたことを憶えている。
 その後、近鉄で現在の楽天監督梨田さんとバッテリーを組んでいたのだから面白い。
 捕手の細川もソフトバンクに在籍していたが、楽天に移籍、青森県の出身だというのだから興味深い。今日はそんな縁もあってか先発で出場している。そのコメントを紹介していた。移籍したその年に地元でプレーできるなんて幸運だと。ヒットを打ち拍手を浴びている。

 三沢市は太平洋側、弘前は津軽地方の中心都市で、江戸時代までは藩も違い全く風土が異なっていた。現在は同じ青森県に属しているが、東北の北端であり人口減少など不振にあえぐ。

 オリックスを相手にリードしている。6回に岡島のファインプレーがでた。今日も勝って満員の弘前球場を喜ばせてほしい。

 それにしても巨人は何としたことだろうか。敗戦の責任を監督が取るのではなくて、ゼネラルマネージャーが交代するというのも何か変だ。

 プロ野球をビジネスにしたのが、高田監督時代の日本ハムである。独特の貢献度と年俸の評価方式を確立した。ベテラン中心選手を惜しげもなく切り捨てた。巨人に行った小笠原、オリックスに移籍した小野谷、糸井だとか、それでも人気を維持し今年は不振だが昨年は優勝した。やがては楽天も同様な道を辿るのだろうが、そんな工程も見ものである。

 気の早いことだが、優勝したら梨田さんは野村さんと並び称されることになるのだろう。
 采配が見事である。下位打線が当たっている時には、外人選手が如何に不振でもボックスに立たせていた。そうちに打つだろうと。その通りになってきた。


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by watari41 | 2017-06-28 20:26 | Comments(0)

権力者

 菅 官房長官の回顧録を読んで見たいものだと思う。20年後だろうか。
私は残念ながら見る事はできないだろう。同時にその頃には機密文書の解禁もあるのだろう。
 権力者とは、事実を無かったことにも出来る。すり寄ることで多大な恩恵を受けることだってある。ただ、調子に乗り過ぎると籠池さんみたいになってしまう。都合が悪くなるとバッサリと切り捨てられる。
 権力者とは、平気でウソをついたり、ゴマカシたりもするが、テレビ時代には、そんなこともすぐにわかられてしまう。

 誰でもタタけば、チリやホコリが出てくる。特に女性関係となると日本では単なるホコリでは済まなくなってしまう。ご本人の人格に重大な欠陥ありとみられてしまう。いくら機密情報でも価値がなくなってしまうのは、何十年か前の毎日新聞記者だった西山さんが、一生を棒に振ってしまったことがる。

 現代日本の最高権力者は首相である安倍さんにある。投票で選ばれたのだから文句を付けることも難しいが、長期に渡ると忖度が出てくる弊害があることを昨今の一連の事件!が証明している。責任を取る必要のないところが、押し付けられて謝ったりしているのだからおかしなものだ。日本の首相には、権力が無いなどと言われたこともあるが、どうしてどうして強大な力があり、現代史を作っているのである。

 だが、長く権力者でいるには単純さも必要なようだ。それを補うのが官房長官であり副長官である。
 首相が右を向けといえば、大半の自民党員がそうするようだ。
 小泉元首相が面白いことを言っていた。この人も単純な人だった。今は原発反対で知られている。安倍さんが反対と言えば、簡単に日本から原発がなくなりますよと。
 それを選んでいるのが民主国家日本の我々である。アメリカだってトランプさんが出て民主主義の限界が叫ばれている。プーチンさんのロシアだって形の上では民主国家である。
 どんな世界になったところで、常に権力者というのは存在する。

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by watari41 | 2017-06-21 21:31 | Comments(0)

反乱(後)

 スノーデンさんという若いCIA職員が大量の機密情報を持ってロシアに亡命したのは4年ほど前のことである。ロシアのスパイだったからというわけではない。
 アメリカに対する一種の「反乱」なのである。世界に範たる民主国家である米国が、全ての国家や個人の秘密を盗み出すというような行為が許されるのだろうか、という素朴な疑問であったのだろう。
 各国首脳の電話などはすべて聞き取られていたのである。ドイツのメルケル首相は大いに怒りオバマ大統領に激しく抗議した。

 日本にも、そのスパイ技術はもたらされすでに実用化されているそうだ。それを合法化するのが今回の「共謀罪」なのだというから驚くことである。
 かの文部省前川次官も、その行動などはすべからく把握されていたのだろう。

 アメリカ人の「反乱」は、第二次世界大戦後にも起きている。原子爆弾の製造技術がソ連に流れたのである。当時の米国では冷戦状態にあったソ連が原爆を得るには10年を要するとみていたのである。それがすぐに出来たのである。いろんなスパイ活動が疑われた。
 だが、きわめて単純なことによる技術の流出だったのである。アメリカの原爆開発であるマンハッタン計画の最高幹部の一人だった若い天才科学者が、戦後にこのような兵器を米国が独り占めしておくのは世界の秩序を壊すと考えたようなのである。
 ソ連にも提供すべきだと考えたというのだから、これも不思議なことだ。最初に接触したソ連の人は、あまりに意外なことに本気にしなかったようなのだが、結局は早い開発に成功し、ウリふたつの原爆ができたというのである。
 逆にいうと、一瞬にして莫大な知的資産を失うほどにアメリカはそれだけ自由があるということなのかもしれない。

 コミー前FBI長官が解任された。トランプ大統領に反乱をしたからである。
 権力者からみると反乱だが、当事者にすると正義を貫いたということになる。
 米国は司法が独立しているのだから、大統領が弾劾されることもある。どんな結果が待っているのだろうか。

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by watari41 | 2017-06-09 16:15 | Comments(0)

反乱(前)

 前川文部次官の政府に対する「反乱」ともいうべき会見があった。「義憤」なのだろうか?。事実を述べると反乱というのも困ったものだ。
 だが歴史上、反乱が成功したという例は殆んど見当たらない。。
 明智光秀しかり、幕末には大塩平八郎も小規模な反乱に終わった。明治に入っての大規模反乱である西郷隆盛さんも失敗した。
 明治維新が数少ない成功例みたいだが、天皇を担いだ知恵者がいたのが主たる理由である。
 だが天皇が首謀者となった、鎌倉幕府に対する反乱は失敗に終わり天皇は佐渡島に流れされた。
 昭和に入っても、農村疲弊に対する青年将校の義憤であろう5.15や2.26事件が起きたが、天皇の忠臣を殺してしまったことで反対され平定された。

 近くは、森首相に対する加藤紘一さんの乱ともいうべきものがあったが、これは時勢を見誤ったというべきなのだろう。

 近年、反乱を逆利用して権力を強めることに利用したのが、トルコのエルドアン大統領だとされる。反乱の兆候をつかむや、一味をそそのかして大規模な反乱とさせてから一網打尽に鎮圧した。
 「アラブの春」も成功したかに見えたが、その後を見ると混乱が増して結果的には失敗だ。
 一説には力をつけたカダフィー大佐が、アフリカ独自の通貨体制を築こうとして、欧米の巨大銀行筋に潰されたのだという。

 日本の歴史の中で、反乱というか内乱と言うべきものが「大化の改新」であったろう。蘇我氏の権力を天皇家奪い取った。ここから事実上の日本史が始まったのかもしれない。

 トランプ大統領も、地球温暖化阻止同盟に反乱を起こした。だが大義名分がない。結果的にはアメリカも被害を受けるだろう。三権分立の確立している米国では、大統領の地位も絶対ではない。
 独裁政権は特に反乱を恐れている。中国ではささいなことから日本人の検挙が相次いでいる。安倍さんも長期になるにつれ独裁傾向が強まってきている。周囲が反乱者を潰してしまう。忖度の度が過ぎてしまうことになる。

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by watari41 | 2017-06-04 11:40 | Comments(0)

ディープラーニング

 「スピードラーニング」は人間の英語学習方法として有名だ。
「ディープラーニング」は、機械の学習である。機械が勉強して人工知能「AI」となる。
 特定の分野に関すると、人間の天才をついに追い越した。「囲碁・将棋」の世界である。プロの名人とは、我々凡人からみると、雲の上の存在だ。筆者などは60年もやっているが田舎初段のレベルである。そのレベルの差は想像を絶するものがある。

 コンピュータ囲碁が強くなり、あと10年もすれば名人も追い越されるかと思っていたところ、先日、世界最強とされる中国人が破れた。

 ディープラーニングの結果であるという。直訳すれば「深層学習」ということになる。普通のコンピュータソフトウエアは人間がプログラムを与えて、その通りに動くのであるが、人工知能は膨大な多段階の階層を経てその深層で答えにたどり着く。間違っていればフィードバックされ修正される。あたかも自分で学習し進化しているが如きである。(間違いとは負けることである)

 人間界でも俺は、裏の裏まで読んでいるよとおっしゃる方もいるが、人工知能は局面毎に点数をつける。つまりは過去のデータなどから膨大なデジタル処理をして、次の一手を打つわけである。計算速度が飛躍的に向上したコンピュータがこの結果をもたらした。

 人間界の最高峰に立つ人も、15手目までは100点満点の手を打っておりましたとコンピュータから評価されたそうだ。

 次の大きな課題とされている「自動車の自動運転」なども、思ったより早く実現の可能性がある。
 人間そのものが総合的に人工知能に追い越されるのが最も早い予想でも2038年とされるが、これも早まりそうだ。その前に「社会規範」ともいうべき、道徳を教えるロボットが出てくるのだと思っている。悪用されたら大変だ。


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by watari41 | 2017-05-27 10:17 | Comments(0)

失言

 「本音」が思わず口から飛び出すことがある。「失言」だと表現される。
 普段には考えてもいないことが言葉となって出て来るはずがない。
 本来の「失言」というのもおかしいが、ひとくくりにされている失言にも各種あるようだ。

 3.11大震災があっちの方でよかったと。東北が蔑視されているとは言わなくとも、軽く見られていることは間違いない。その証拠が、どうでもいい大臣を復興相に当てている。
 最初の民主党政権の松本大臣がひどかった。就任後に宮城県を訪れたが、この田舎知事めという態度がありありだった。「知恵をだしたら金を出す」というのも見下げられたものだ。
 次の平野さんも岩手の人だったが「失言」こそなかったが政治的な節操が疑わしい。小沢さんの勢いがなくなると民主党から自民党へ乗り換えようとしている。

 お辞めになった今村大臣は佐賀の人である。明治維新の「薩長土肥」という概念から抜け出せていないように思われた。白河(福島県南部)以北は一山百文と称された如く、価値のない地域であるという感覚が150年も続いていることをいみじくも表した。
 政府のゆるみなどともいわれるが、本音を披歴しない大臣が優秀な政治家だというのもおかしなものだ。
 沖縄と東北はどうも軽くみられている。「土人」「熊襲」と発言した民間人もいる。
「本音」を口から出してはならない場合がある。だからといって二枚舌も困る。

 科学の進歩は、人間の脳が何を考えているかを見抜けるようになるそうだ。
 本音を披歴したのか、思わず口を滑らせたのかが、わかるようになるのだろう。

 近代社会に入って言葉ほど重要なものはないとされる。昔と違い音声も映像も記録に残る。失言が喧嘩だけではなく、戦争を呼び起こすこともある。

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by watari41 | 2017-05-01 20:59 | Comments(0)

鯨と米国

 アメリカ繁栄の礎を築いたのは、意外にも捕鯨だったというのである。
 もちろん鯨肉を食べたわけではない。マッコウクジラの「鯨油」である。頭が特殊な形をしているが、そこに沢山の油が詰まっているようだ。
 19世紀中頃の産業機械が大量の油を必要とした。アメリカは世界中のマッコウクジラを取りまくった。ペリー艦隊が日本に来たあたりが最盛期だったようだ。年間の捕獲数が百万頭ともいわれ、絶滅寸前までいったのだという。
 そうなると、マッコウクジラが少ないのだから船を出しても採算が合わずに当然のことながら捕鯨は中止になった。
 丁度、その頃に油田が発見されて、鯨油は必要とされなくなった。

 ジョン万次郎が、嵐に遭い漂流の末に絶海の孤島に流れ着き、アメリカ捕鯨船に発見され救い出されたのも、当時のアメリカは世界中に捕鯨船を出していたからである。

 歴史上タイミングがよかったとされる日本の開国も、アメリカ捕鯨船の補給基地を日本に求めたからに他ならない。

 日本にも、もちろん近海捕鯨が江戸時代より盛んになるが、漁師の人力によるものである。一頭が捕獲できれば頭から尾びれまで、余すところなく利用された。
 捨てるという概念がない。何かに利用できないだろうかと考えるのが日本人である。

 牛タンもそんなことだった。仙台が意外なことで有名になっている。先日一番丁三越の近くを歩いていたら、田舎から出て来たようなオバサンに声をかけられた。このあたりに牛タンで有名な利休庵はどこでしょうかと尋ねられた。私も名前は聞いたことがあるが、田舎から出てきているのでわからないんですと答えてしまった。

 昼食の時間だったので、近くの一杯飯屋に入ったらサラリーマンで込んでいた。棚にある焼き魚と野菜、それにドンブリご飯で500円だった。
 50年前だと沢山の鯨肉も並んでいたはずだ。今の世の捕鯨反対をアメリカは歴史的経緯からそんなには叫んでいない。

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by watari41 | 2017-04-22 16:33 | Comments(0)