回想
2024-03-11T18:06:30+09:00
watari41
余日録
Excite Blog
あれから13年
http://kaisou.exblog.jp/242109327/
2024-03-11T18:05:00+09:00
2024-03-11T18:06:30+09:00
2024-03-11T18:05:38+09:00
watari41
未分類
小学6年生が産まれた頃に、東日本大震災が起きた。
風化が叫ばれているが、そんな程度の話しではないのが現実である。毎年、新聞テレビで大々的に3.11の報道があるが、これを見ていないのだろう。学校でも今日は何の日とかが無いということになる。
17.7%は、宮城県の海岸に面した都市の人口比率になる。内陸部には伝わっていない。当然ながら原発事故などもわからないのだろう。
万全の備えなどというが、(その全段に人間の考え得るという言葉が入る)今回の能登半島地震では志賀原発が動いていなかったからよかった。周辺がメチャクチャの映像が流されている。動いてたらきっとおかしな事故が起きたはずだ。
最近の千葉県沖では、スノースリップによる地震が多発している。
東日本大震災も突然起きたような話だったが、解析の結果、以前からスノースリップ現象があったそうだ。
その知見をもとに、南海トラフが注目されているが、その現象が見られているそうで千葉県よりはるかに危ない話しだと。
結果論として、地震の予知みたいなことがあったとされる例が報告されるが、次の予知となると当たらない。現代科学でも地底の状況はよくわからない。
テレビは「伝承の課題」一色の感じがする。
皮肉なことに放射能は何年過ぎてもわずかしか風化という表現もおかしいが、減少せず、いまだに近くにゆくことが出来ない。何百年単位かで事故を伝え続けるのだろう。福島以外での風化を心配している。
被災後13年で「語り継ぐ」が主題となるのは少し早すぎる。
]]>
選んだ責任
http://kaisou.exblog.jp/242106233/
2024-03-07T13:47:00+09:00
2024-03-07T13:47:49+09:00
2024-03-07T13:47:49+09:00
watari41
未分類
「広瀬すず」という、どこかで聞いたことのある国会議員のスキャンダルが話題をさらった。テレビのワイドショーなどでも報じられ、時も時だけに何ともイヤハヤである。隣の岩手県から当選している。
選挙では女性ということも相まって、多くの票を集めたのであろう。まさかこういう人であったとは多くの有権者は思っても見ない。
選んだ責任ということもよく言われる。トンデモ大臣などが出ると、首相の任命責任を問われる。身体検査が不十分だったと。
しかし一般の選挙では、報道されること以外に有権者は知りようがない。一方では投票することを呼び掛けられる。
田舎では自民党の岩盤支持層といわれるものが30%程度は存在する。そんな方々が投票所にゆけば当選できるのである。
彼女の行状は、国会議員になるはるか以前からのもののようだ。暴露されなければ何食わぬ顔で議員を続け再当選もあったろう。そして女性ゆえに早く大臣ともなる。
国会での生あくびがやけに多い女性議員という程度でさほどの問題とはならない。
安倍派5人組と言われる方々も、選挙で当選できなければ何らの力も持ちえない。今度の如く大々的に報道されても、次の選挙も悠々当選するならこれほど民主主義が疑われることはないということになる。
広瀬議員の不倫行動は、女性ゆえのこともあり大々的に報じられ話題になった。
お相手の外国人男性は気の毒だ。いい思いもさせてもらったのだろうが、名前も出ており今後の仕事にも差支えがあろう。
皮肉を言うと男女平等参画時代にふさわしい出来事だったのかも知れない。
]]>
もし「トラ」
http://kaisou.exblog.jp/242103511/
2024-03-03T12:02:00+09:00
2024-03-03T12:11:05+09:00
2024-03-03T12:02:19+09:00
watari41
未分類
<以下は塩野七生さんのローマ人の物語を読んで私なりの感想>
歴史を遡ると、ギリシャ、ローマの時代は直接民主制に近いものだった。しかし次第に機能不全に陥る。古代ローマ時代の英雄カエサル時代に彼は私心なく無欲で有能だったこともあり、元老院の賛同も得て共和制を廃止して皇帝制度をしくことになった。これにはカエサルの腹心ではあるが、異をとなえたブルータスに殺されてしまう。初代皇帝はカエサルの養子であるアウグスティヌスがついた。しかし世襲制度は長くは続かず、後には領土拡大に貢献のあった「将軍」が皇帝になるということだった。
五賢帝国時代などと言われる立派な将軍が連続して統治する時代もあったが、主権は国民にはない。
民主主義を維持するには、並々ならぬ努力を必要とする。
軍事力で抹殺されてしまったのが香港である。いままた台湾がその危機にある。ウクライナも民主主義を得たかのように思われたが、ロシアの軍事力はそれをゆるさじとしている。
30年近く前のベルリンの壁崩壊で、世界中が民主化され世界史が終わったともされることがあったが、そうは問屋がおろさなかった。
現在のアメリカの民主主義危機は、経済格差の拡大と人種問題にあるとされる。皆が平等に豊かになれるということは有り得ない。200年前からのアメリカの大発展・繁栄は、綿花栽培など黒人奴隷によるところが大きかった。宣言としての奴隷解放はあったが平等になったとはとても言えない。古代ローマにも奴隷制度は存在した。
私が小学生の頃、イギリスは19世紀に最盛期だった老大国と言われた。アメリカは今や国家を率いる大統領が老人同士の争いになってしまった。個人からやがては国が老いて行くのは歴史の必然なのかもしれない。
日本の「もしトラ」は、阪神タイガースの「それ」が、本当の日本一になってしまった。大阪の一時的な繁盛をもたらした。のどかでよかった。
]]>
平和と戦争
http://kaisou.exblog.jp/242100147/
2024-02-27T13:16:00+09:00
2024-02-27T13:16:25+09:00
2024-02-27T13:16:25+09:00
watari41
未分類
世界が全く平和になり、戦争が無くなると、人々は一瞬の間は楽園になったかと思ってしまうだろうが、生活水準は大幅に低下するのだろうとされている。
世界の歴史というのは、戦争の歴史でもあったとされる。
一国の興亡は、戦争によってもたらされることが多かった。
現在進行形で領土を拡大したいロシアのプーチン。かつてはウクライナもロシアの一部であったというのが理由である。
一見して宗教戦争のようだが、これまでも戦争毎に勝利して自国の領土を増やしてきたイスラエル。周辺一帯が2千年前は自国の領土であったというのが理由のようだ。
台湾も自国の領土なのだから軍事侵攻してもかまわないというのが中国の習近平。しかし自国の損害を天秤にかけているようだ。プーチンは30万人もの戦死者が出ていても気にかけていない。反対者を暗殺することもいとわない。
かつてアイゼンハワー大統領は、やがて軍産複合のバケモノがアメリカを乗っ取るのではないかと恐れたが、その危惧どおりに進みつつある。
戦後の我が国は、保安隊というささやかな国防力から始まった。しかし今や国産の戦闘機を輸出するとか、しないとかの議論に発展している。防衛(軍需)産業は留まるところがない。科学技術が発達しているからだ。
北朝鮮はミサイルに力を入れ過ぎている。発射実験を繰り返し威嚇しているつもりなのだろう。国内は常時臨戦体制と言われる。
日本もかつては、戦時中に耐乏生活を強いられていた。欲しがりません勝つまでは、と戦時体制の言い訳でもあった。
今や防衛力強化のために増税が検討されている。平和時の耐乏生活は御免被りたい。
]]>
破壊と創造
http://kaisou.exblog.jp/242097047/
2024-02-22T18:05:00+09:00
2024-02-22T18:05:41+09:00
2024-02-22T18:05:41+09:00
watari41
未分類
これらが、戦後における創造力の源泉だったのだろう。
終戦直後は、ほとんどゼロというより、帰還した軍人などで溢れ、マイナスからの出発だった。しかし自由経済が幸いした。戦前の如き縛りがなくなった。昭和30年にわずか10年にして戦前の経済力を回復した。その後は成長に次ぐ成長で昭和60年頃にピークに達した。そこをバブルと呼んだのである。
しかし現在に至るまでの停滞が続く。
同じような経過を辿っている国に中国がある。文化大革命によって旧来の事物を徹底的に破壊した。壊そうと意識してやったのではなく毛沢東の権力維持の為の結果だったとされる。
毛沢東の死後に権力を握った鄧小平が、豊かになれるものから先になれという自由経済を導入したのである。国家体制の社会主義とは矛盾することでうまくゆかないだろうと見られていたのだが、あにはからんら急成長を遂げた。これも破壊の後の創造だったと考えている。しかし社会主義の根幹とする平等性が失われ、極端なまでの貧富の差が生じてしまった。今後どのようになるのだろうか。
ドイツでは、西ドイツが自由経済のもとに発展したが、東ドイツでは、戦争で破壊されたのは同様だが、社会主義経済だったので発展できなかったとされる。
自由経済は従来民主主義と一体のものと考えられてきていたのだが、そうではないことを戦後世界が実証した。
しかし、自由経済にも限界のあることが見えてきた。民主主義にも限界がありそうだ。「もしトラ」などと、民主主義を否定するかの如きトランプが強大な勢力となっている。アメリカでの貧富の拡大が原因とされる。
今や、物理的破壊ではなく、世界を激変させる何らかの破壊が必要とされているようだが答えが見つかっていない。
]]>
記憶にある・ない
http://kaisou.exblog.jp/242093123/
2024-02-17T17:59:00+09:00
2024-02-17T17:59:59+09:00
2024-02-17T17:59:59+09:00
watari41
未分類
記憶とは、曖昧なものであることはいうまでもない。自分では正しいと思っていた記憶も間違っていることがしばしばある。
物忘れがイコール認知症ではないと言われる所以でもある。
実際に記憶がなくとも、あると言わざるを得ないのがアメリカ大統領である。言い間違えだとしているが、記憶が失われているのであろう。僅かの言い間違えもテレビで世界中に何度も繰り返し報道される。つらいことだ。
我々、一般人は笑ってごまかせるがそうはいかない人達も多い。
人間が、経験というか一度覚えたことは、思い出せなくとも頭のどこかに残っているらしいというのが.最新の脳科学研究のようだ。死の間際に、すなわち脳死を起こす時に古いフィルムが巻き戻されるように生涯の出来事が脳に浮かんでくるそうだ。
よく、今までは臨死体験した人がお花畑に行ったとか三途の川を渡る直前だったとかいうが実際に死んだわけではない。
先日のテレビを見ていたら、実際の死者の脳波を測定した結果というものをやっていた。その死者には生前に見たものを記憶する時にどのような脳波が出るのかを予め測定しておいたそうだ。
死亡時の脳波測定結果からは、20分ほどの時間をかけてゆっくりと生前の記憶が解き放たれるそうだ。それから脳波が平らになって脳死ということになるのだそうだ。死にゆく人は自分の過去を振り返りながら死とにつくということになる。死に際して記憶が蘇ってくるのだという。本当かどうかは自分が死んでみないことにはわからない。
]]>
遺族会
http://kaisou.exblog.jp/242088877/
2024-02-12T13:39:00+09:00
2024-02-12T13:39:31+09:00
2024-02-12T13:39:31+09:00
watari41
未分類
日本遺族会も様々である。我々の年代では殆ど父親の顔の記憶もない人たちが多い。どこで戦死したのかもわからない人も多い。
しかし、一方で生々しい出来事を背負っている人もいる。その中の一人の話しである。
父親が戦地で死亡する直前まで、日記をつけており、それが後に戦友の手を介して子供の手に渡った。
私の同級生の一人が今もそれに向き合っている。戦死とはいっても餓死だったのである。マーシャル諸島の小さな島に送り込まれた。当時のアメリカは戦略上、何らの意味も持たない、その島を置き去りにして日本本土に近づいてきた。
島に残された人たちは自給自足するしかない。魚や貝は何とかなったが、野菜類は島がもともとサンゴ礁でできているので、特定の食物しか育たない。
従って栄養不良になる。同級生の父親は高齢だったこともあり、早くに弱り餓死に至った。その模様を父親は克明に日記に記録していた。
死亡する前日にもうダメと乱れた文字が走っている。こういうものを残された子供はたまったものではない。父親への思慕のつのり方が半端ではない。
丁度、運よくこの男を支援する方々が大勢現れた。映画にもなった。テレビ・新聞にも頻繁に登場した。
太平洋の小島に慰霊の旅を行ったものが映画になっている。東京・横浜などの専門シアターでも上映され好評を博した。
地元でもコロナの直前に上映された。本人は再度の上映会をしたいと同級生である私に実行院長を頼まれた。
]]>
トヨタのこと
http://kaisou.exblog.jp/242084135/
2024-02-07T12:16:00+09:00
2024-02-07T12:16:43+09:00
2024-02-07T12:16:43+09:00
watari41
未分類
どういうガバナンスが働いているのか、不思議でしょうがなかった。
私は中規模企業のサラリーマンだったが、どうしようもないほどに壊れた会社になってしまった。小さな会社の大企業病もある。
オムロンという会社の創業者がまだ存命のころ、自分の会社は大企業病になっていると警告を発した。当時の新聞雑誌などにも掲載されたので私なども知っている出来事である。その後オムロンは見事に持ち直した。押しも押されぬ一流企業になった。
最近大きく崩れた会社に東芝がある。各製造パートに分解し売却され、最後に残った国家安全保障に関わる心臓部は政府が出資する産業機構が面倒をみることになったようだ。
トヨタの世界一になるまでのガバナンスとはどういうものだったろうか。在庫を持たないトヨタ式生産方式が有名になった。それまでは取り立てて、これというものはなかった。自動車絶望工場という内部に季節労務者として潜り込んだ人のレポもので労務管理など、短期に働く人にとっては絶望的だが工場経営のしたたかさが見えるものだった。愛知県の地域も発展した。名古屋に出張した時など、若い女子が分不相応のブランド物など持っていたら、父親がトヨタ勤務と思ってまちがいないなどと言われたものだ。
技術の日産自動車などは良く聞いたが、販売のトヨタとも言われだものだ。これは販売が別会社になっていたこともあったろう。その後には一本化している。コマーシャルのトヨタなどとも言われれ記憶に残る秀逸なテレビ広告も多かった。
対抗馬であった日産自動車がその後ガタガタになってしまい、お雇い外国人のゴーンさんも、一時的には立て直したがその後に犯罪絡みで逃げてしまった。
自動車先進国のアメリカではどうだったろうか。ビッグスリーが君臨し、わけてもGMは現代の恐竜にも例えられる巨大な存在だった。しかし今や見る影もなくなってしまった。
では、トヨタの今後はどうなるのだろうか。官僚化した組織の一端が明らかになったが、全体的に腐っているという印象はない。これまでの膨大な内部留保もあるので、トップが号令をかけて、その気になればいずれ以前の如き健全さを取り戻すだろうとおもっている。
]]>
猥褻と芸術の間
http://kaisou.exblog.jp/242076095/
2024-02-02T22:19:00+09:00
2024-02-04T17:16:08+09:00
2024-02-02T22:19:05+09:00
watari41
未分類
しかし、篠山さんは、これは芸術であると信じて疑わない。そこに「美」をみているからである。彼は男子なのだから、同時にこれは問題になるかもしれないとも思っているはずだ。
「芸術かわいせつか」の問題は、時代の空気によっても変わるし、宗教によっても違う。イスラムの原理主義は女子が人前に肌を出すことさえ禁止している。視界を確保するため目だけが露出するブルカというものをかぶる。我々からすると異様である。
文学作品で最初に問題を起こしたのが伊藤整が翻訳した「チャレイ夫人の恋人」である。昭和25年猥褻な部分があるとの訴えで、発禁処置がなされ裁判になったのだから今では考えられないことだ。しかも昭和32年には、発行人共々有罪となった。出版社はこの騒動で倒産してしまった。伊藤整は逆に超有名作家になった。伊藤はもともとこの作品の芸術性を確信しているから出版した。判決の数年後には問題部分を伏字にして出版されている。
昭和40、50年代となるに従いヌードの基準が弱くなってきた。やがてヘヤヌードが、週刊誌に毎回出るようになった。これは行き過ぎだったろう、さすがに誰も芸術とは言わない。やがては姿を消した。
その頃、篠山さんは盛んにヘヤ―ではないが野外でのヌード写真活動をしていた。当然ながら一流芸術家なので誰もなにも言わない。ところが数年前の同様な活動に対して訴える人がいて罰金刑が下ったのである。彼は何も言わず支払ったのである。疑問をぶつけた人がいた。彼は世の中の基準というのは時代と共に変わるんですと。
江戸時代に遡ると、これらは完全に分離されていた。商売用には「春画」という名称があり「性」を売り物にしたものだ。かの葛飾北斎も頼まれて描いたものがある。さぞかし立派なものであろう。大きな女性器の上を毛虫が動いている図だそうである。しかし公衆の面前に晒すわけにはいかないとどこかの美術館で秘匿されているそうだ。何時の時代かに芸術作品として扱われることがあるのかも知れない。
]]>
派閥とお金
http://kaisou.exblog.jp/242064851/
2024-01-26T13:32:00+09:00
2024-01-26T21:28:52+09:00
2024-01-26T13:32:45+09:00
watari41
未分類
戦前の政治は日本を破滅へと導いた。戦後は経済成長と共に拝金主義ともされる風潮ができた。これらの象徴が「派閥」の原動力なのであろう。
田中角栄は、民主主義を単純に解釈した。多数決を根本原理としている。その為には議員の数が必要だ。議員が当選するにはお金が必要だ。ということで最終的にはお金にたどり着く。自ら派閥を作り、田中はお金儲けにも天賦の才能があった。それをつぎ込んで議員を増やし、多数を制した。そこには民主主義本来の理念もへったくれもない。彼はお金を得るだけでなく、政治的能力にも優れていたので見る間に強大な権力を手にした。
しかし、「奢れるものは久しからず」の例え通り没落した。
当時の田中に敗れた派閥である福田赳夫の系統を引く、安倍晋三は、結局は角栄流のお金が全てということを真似るしかなかったようだ。
お金のかからない清貧な政治というのは日本では成り立っていない。10%程度の支持者はいるものの日本の大勢を変えるまでの力にはなっていない。
有権者も、怪しげな人物に騙され投票してきた。広島では露骨な現金配りもあった。今も東京の区長選挙で現金買収が明るみにでた。これらは氷山の一角ともされ、バレていない事例は、それこそゴマンとあるのだろう。
しかし、日本人の忘れっぽい性格が自民党と派閥を助けてきた。今、もし国政レベルの選挙があったなら大敗北を喫しているのだろうが、かなり先のことで我々の忘却を期待されているのだろう。
]]>
台湾周辺
http://kaisou.exblog.jp/242049577/
2024-01-17T12:21:00+09:00
2024-01-17T12:21:35+09:00
2024-01-17T12:21:35+09:00
watari41
未分類
日本は、北方領土を固有の領土だとしているがロシアは聞く耳を持たない。ロシアに対するカードを何も持っていない。話合いしかないのだが安倍元首相はプーチンと60回も顔を合わせたというが何らの進展もなかった。
一方、中国は台湾に対して貿易上すなわち物を買わないとか、圧倒的な軍事力の優位を持っているが台湾は持ち応えている。
何で見たのか忘れたが、世界の指導者で最も戦争をしたくないのが、習近平だとしており驚いて読んだことがある。
そういえばこれまで、大国が戦争に介入して成功した例がない。いずれも現地人の頑強な抵抗にあって失敗している。アメリカのベトナム戦争しかり、イラクやアフガニスタンからも一方的に撤退をしてしまった。中国が台湾に手こずれば、中国本土に反革命がおきかねないことを認識したものであろう。
台湾は中国にカードをもっていないかといえばそうでもない。
数年前に長江のある世界最大級の三峡ダムが決壊しそうだというネットニュースが流れたことがある。中国のいろんな手抜き工事を見ている我々からするとさもありなんと思ったものである。しかし今もって無事に存在している。
考えてみれば、台湾から中国への曲がりくねった警告だったのかもしれない。軍事侵攻に出たら、たちどころにダムを爆破しますよということだ。こんな巨大ダムが壊されたらそれそこ数千万人規模の死者が出て大陸では大混乱に陥るだろう。
もちろん、中国はそんなことは百も承知で、あらゆる警戒をしているのだろうが、どこかにスキがでてくる。
台湾の大多数の人たちは現状維持を希望しており、微妙なバランスの上にこの状態が続くことを誰もが望んでいるのである。
]]>
災害の周期
http://kaisou.exblog.jp/242045047/
2024-01-10T17:29:00+09:00
2024-01-10T17:29:49+09:00
2024-01-10T17:29:49+09:00
watari41
未分類
千年に一度程度のものとされるが、現在は長生きの時代で百歳近くまで生きる人も多くなった。一人の人間にとっては十分の一程度の確率で大災害を経験することになる。
東日本大震災の数年後に、「災害対応車」として開発された多くの最新鋭機能を備えた各種機器の一大デモンストレーションが我が町で開催された。
通信においては、中継基地局が壊れた際には、その機能を代替えするという一台で10億円もする立派な機器を備えた車の内部を見学した。大概の物は「車」に搭載されたものだ。
しかし、今回の能登半島では道路が寸断されてしまったので、優秀な災害対応車も現地に入ることができず役に立たなかった。いばらくの間、孤立集落というのがいくつもできた。
過去に大災害を経験し我が町などでは、段ボールベットとか、間仕切りセット、非常食なども用意されているが、今回の能登半島の体育館などの避難所をみると、東日本ぢ震災の状況と何ら変わってはいない。布団を持ち込んで、水・食料・トイレなど無いないづくしである。プライバシーだってない。
また、孤立集落に救援物資を運ぶのに昔ながらの人を並べてのバケツリレー方式しか出来ないのである。電気も集落備え付けの非常用発電機に頼っているものとみられ、小型ガソリンタンクが手渡しで運ばれている映像があった。
進歩したところといえば、他の自治体がむやみに人を送り込まなくなったことだ。
東日本大震災の時には、九州の役場からも人がきたが、何しろ地理がまったくわからない。隣町のどこかの避難所にいるであろう知人を訪ねようとした。最初に応対に出た九州の人とは全く話が通じない。.結局は本来の役場の人を紹介する役割しかできなかった。
物資も全国から沢山届けられた。しかし必要とするところになかなか届けられない。体育館に山積みされたままのものも多かった。担当者からいやなことを聞いた。トラックをもって、どこそこの避難所に届けますと荷物を積ませ出発した。どうも怪しいという直感が働いたという。持ち逃げというやつだ。非常時にいちいち確認するわけにもゆかないと。
大災害時には、いろんなことがおこる。13年前を思い起こした。
]]>
不安な年明け
http://kaisou.exblog.jp/242038135/
2024-01-04T17:39:00+09:00
2024-01-04T17:45:44+09:00
2024-01-04T17:39:20+09:00
watari41
未分類
災難はいつも為政者ではなくて、名もなき人々にふりかかる。
従って指導者を変えよというのが、天からの命令とされた。
だが、我が国の政治家は3代も4代も変わらない。大野伴睦さんの孫が政治資金問題でテレビに映っていたのには驚いた。不祥事ではないが中曽根さんとか福田さんの孫もいる小泉さんもしかりで、もっとたくさんの人たちがいるはずだ。今後も増えるのだろう。
終戦時に産まれた人も喜寿を過ぎている。昔のことを覚えている人も多くなった。これだけの長期間にわたり平和が続いたのは、江戸時代に次ぐことで決して悪いことではない。他国で戦争が起きていても、なかなか我がことのようには捉えきれない。
しかし、国内の災害となると別である。
13年前には我々も被災者だった。全国各地から多くのご支援をいただいた。
これまでの災害は、どちらかといえば僻地が多かった。
人口集積地だと国家の方向をも変えてしまう。大正12年の関東大震災は、軍国日本のおおきなきっかけとなった。
戦後は民主的な選挙制度を得たはずだが、実質的には機能してこなかったと言えるが、幸いにして国家的な危機がなかったから世襲的な議員制度みたいなものになってしまった。
JAL機の衝突・炎上事故も、直接的な原因は別として現代人がもつ緩みみたいなものが基底になかただろうか。個人的な緩みは何度も経験しており事故も起こしてきた。大きな組織体である国家全体にもそんなものが潜んでいるのかも知れない。
年開けに偶然に起きた事柄ではあるが、今年を象徴するものだとしたらいやなことだ。
]]>
少子高齢化
http://kaisou.exblog.jp/242032038/
2023-12-27T13:39:00+09:00
2023-12-27T13:39:20+09:00
2023-12-27T13:39:20+09:00
watari41
未分類
江戸時代には、鎖国していたこともあって国内の米の生産高である。3千万石すなわち3千万人が上限だった。
だが明治時代になると、いきなり人口増加が始まった。国内では食べて行くことが出来ず、ブラジルなど海外移民が始まることになる。これはずっと続き終戦後の昭和25年頃まで行われた。近くに住んでいた借家住まいの小学校の同級生一家が南米に移住したのが記憶に残る。
振り返れば昭和6年、満州に傀儡国家を作り上げるが、これも移住を目的としたものだったろう。人口問題を解決しようとして、これが最終的には大戦争へとつながってゆく。当時は、軍備は世界一流になったが、日本国民の大半は貧しかった。東北地方や山間部の長野県から満州へ移住する人が多かった。
戦前の日本は、朝鮮半島、台湾、満州、南サハリンを領有し大日本帝国一億人と称していた。
戦後には工業化の進展などで日本本土だけで昭和40年頃には一億人を突破した。
将来が豊かになるとの夢が人口増加ににつながった。今のアフリカや東南アジアの人口激増がそうである。しかしこれからどうなるのだろう。
将来の人口は、その時の職業にも左右される。現在の農業人口は著しく減少した。かつては養蚕事業、製紙工場、電話が自動になる前の交換手などが若手女性を多く必要としたが、今やゼロである。
今は最も足りないのが、車の運転手とされる。これもやがては自動化されるはずだ。
人口推移は、ビックデータの最たるものだろう。将来を予測しているはずだ。足・腰も立たなくなった「老人」が必要とされる分野は何なんだろうか。
私ごときには想像もつかないが、「AI] が回答をだしてくれるかも知れない。
]]>
長年の慣習
http://kaisou.exblog.jp/242026327/
2023-12-22T18:16:00+09:00
2023-12-22T18:16:19+09:00
2023-12-22T18:16:19+09:00
watari41
未分類
当たり前のようにやっているので、法律違反というのは、当事者たちがわかっていてもなかなかみつけることが難しい。
談合にしてもしかりである。証拠がないと検挙するのが難しい。見つかっても罰はそれほど重くはない。罰があまりにも大きすぎると社会的影響が甚だしいということで、適用が見送られることもある。
巨大な会社だと潰すわけにはいかないと言われる所以でもある。
東芝も発端は粉飾決算だった。徐々に解体しながら、最後は国家が面倒をみるということで治まりそうだ。
大きな組織だけではなく、個人にしてもしかりである。立小便が典型的な例であろう。軽犯罪であるが、誰もこれをとがめる者はいない。しかし女性には無理なのだ。何故かというと「恥ずかしい」という概念が男子を含めて誰もがもっているからだ。
「恥」が法律をうわ回るかのように日本人の中には存在している。
悪い事をして報道されるのが恥なのである。誰にも知られないと罪を犯した意識が低くなる。かつて、ジャニーさんは、有罪判決を受けている。ところがこれを報道したのはごく一部の新聞の小さな記事でしかなかった。本人は罪の意識にさいなまれることがなかったのかもしれない。次々と被害を受ける人が出てしまった。本人からすれば長年やってきた習慣でもあったのだろう。
長年の慣習を打ち破るのは「恥」をかかせることのようだ。それは報道なのである。こんなことは今更小生如きがいうまでもなく、誰もがわかっていることだ。テレビでMCが我々にも責任があることですと、軽く頭を下げているが、そんなことで済むことではないだろう。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/