象徴

 2016年を象徴する出来事が、「象徴」天皇の退位問題だったのは興味深い。
 簡単には辞めさせてもらえないみたいだ。
 83才の老人としては、日本で最も働いている方であるともいえる。働きすぎともいわれる日本人を象徴しているかのようである。

 被災各地への度重なるお見舞い行幸など、見ているこちらが気の毒に思えてくる。
お見舞いを受けた方々は感激する。象徴と言う漠然とした仕事がそういうことであると、天皇ご自身も思い、我々もそうだと思っている。

 しかし皇室典範という時代がかったものに取りつかれている方々が意外に多いこともわかった。マッカーサーは、これらのものも一挙に撤廃しておけばよかったのだろうが、取り残してしまった。現代の日本はマッカーサー文化に染まってしまったと言っても過言ではないくらいだが、思いがけないものが退位の障害となっている。

 終戦直後の占領軍は、当時小学生だった皇太子を米国留学させようと考えたようだ。しかし日本語で育ってきた少年をいきなり他国にやるのは、余りにも気の毒だとなった。家庭教師としてバイニング夫人がきたことは、私などももう記憶にある時代のことである。

 皇室問題というのは、あまりにもデリケートなことであり時の政府も本音としては触れるのをいやがる。それが「象徴」という言葉に代表される。

 平成28年もやがて終わるが、平成30年頃にはご退位実現を願っている。

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by watari41 | 2016-12-28 21:28 | Comments(0)