鉄火場法案

 現代ではスマートにカジノとかIR法案などと言われているが、何のことはない賭博場を作ろうというのである。我々年代には鉄火場というほうがよくわかる。

 世の中が不安定になると、博打が盛んになるとされる。
 江戸時代末期にも世の中がおかしくなる兆しがあったのだろう。我が町にも現代で言う、さすらいのギャンブラーがやってきた。当時は近郷で最大とされる20代以上も継続している名家があった。所有する土地は1km四方くらいもあったそうだ。

 そこに食らいついた賭博師は、サイコロ2つで、、瞬く間にその地主さんから土地を奪い取ってしまったのである。
 事情をよく知らない人は、博打うちの子孫を名家だとあがめてしまっている。
 しかし、博打で稼ぐには相当に頭脳明晰であることも必要だ。その孫だったか曽孫は明治時代に当町で第一号の東大合格者になっているようだ。
 だが博打うちの血統は脈々と流れているようで、競馬で大損をした人も一族にはいるそうだ。筆者と同世代だった人は、博打うちの先祖がどこからやってきたのか調べに調べたがわからなかったということを聞いた。もう亡くなってしまった。

 安倍首相は国家が管理する鉄火場を作ろうとしている。胴元さんは確かに儲かるのだろうが、ていのいい税金徴収作戦でしかない。それも金持ちよりも貧乏人の方が大きく巻き上げられることは目に見えているようだ。何とも情けない。

 せいぜい、宝くじとかパチンコ程度に留めておけばよいのである。

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by watari41 | 2016-12-09 22:44 | Comments(0)