淋しき大統領

 朴大統領の実態は何とも哀れである。
 よくぞ今までバレずにきたものである。元側近の暴露がなければ任期満了までいったのであろう。占師に頼り、美容と整形に熱心な普通の中年おばさんであることが世界中にわかられてしまった。韓国民が怒るのは当然のことである。
 信念の強い立派な女性政治家であるとばかり思っていたのは筆者をはじめ世情に疎い人々である。何事も多少は疑ってかかる必要がある。
 20万人のデモは、楽天優勝パレードをみているので実感として理解できるが150万人ともなると想像だにできない。

 国民は騙されやすい。北朝鮮に限ったことではない。民主々義の国家は交代が可能なので多少は救われるところがある。

 以前にこのブログで韓国の悲劇というのを書いた記憶がある。また一つ加わってしまった。
 父親の軍人大統領は、独裁的だと在職中の評判は惨憺たるものであったが、今や英雄に祭り上げられている。現在の韓国繁栄の基礎は彼が築いたとされている。
 最近釜山の一般家庭を訪問した同級生によると、その生活水準はすでに日本を凌駕していると感じてきたというのである。
 筆者が1980年在職の頃に韓国に渡ったことがあったことは、以前に記載していると思うが、朴大統領の出身地は亀尾(クミ)という韓国のやや南部の小さな都市であるが、そこに想像を絶する広大な工業用地を開発していた。見渡す限りの広野にポツンと三星電子の建屋があったのを記憶しているが、今や巨大工業団地なのであろう。

 その父大統領は日本の士官学校を卒業している。同列に例えるのはいかがかと思うが、かつて台湾の総統を務めた李登輝さんは京都大学を卒業されており今も健在である。台湾を繁栄に導いた人と尊敬されている。日本の現状に憂いを持たれ、その精神を取り戻せと言われている。日本も大規模デモが起こってもおかしくない状況になりつつあるように感じている。

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by watari41 | 2016-11-26 16:45 | Comments(0)