数字のあれこれ(1)
2004年 12月 17日
「十進法」はわかりやすくて最も合理的なものだと思う。デジタルの「ゼロと1の二進法」はどうもよくわからないという人が多い。十進法がなぜ分かりやすいかといえば、人間の手に由来するものらしい。両手10本の指で数えられるからである。もし指が2本しかなかったら二進法が普通になっていたのではないかと思うのは、うがちすぎだろうか。
時間の世界は60進法と12進法の世界だ。どうして60秒が1分で60分が1時間なのかと思う時がある。これは何千年も前にバビロンの時代に使われ始めたのが起源だという。その頃の一年は360日であったという。60で割り切れる。そんなことだといわれると何となく納得してしまう。
近世になって、メートル法が出た時に時間も十進法に直すことが検討されたようだが、あまりにも普及しすぎていて、もはやどうにもならなかったのだという。世界中の時計を全部変えてしまうことは、あまりにも困難なことだと。
東洋には干支の考え方があって12支がある。5サイクルで還暦の60となり完結する。昔は6のサイクルがよく使われた。6尺で一間、60間は一町で36町を一里とした。私が子供の頃はまだその名残があった。洋の東西で「6」がキーポイントになっている。
1年を12ケ月とすることから1ケ月は30日が生まれた。10日が1週間にならなくてよかったと思う。サラリーマン時代には7日が丁度よいサイクルだと思ったものである。数字の世界は一見して科学的・合理的なようだが不思議なことも多い。重さの単位で16オンスを1ポンドとしているのは何故だろうと思ったりしている。
時間の世界は60進法と12進法の世界だ。どうして60秒が1分で60分が1時間なのかと思う時がある。これは何千年も前にバビロンの時代に使われ始めたのが起源だという。その頃の一年は360日であったという。60で割り切れる。そんなことだといわれると何となく納得してしまう。
近世になって、メートル法が出た時に時間も十進法に直すことが検討されたようだが、あまりにも普及しすぎていて、もはやどうにもならなかったのだという。世界中の時計を全部変えてしまうことは、あまりにも困難なことだと。
東洋には干支の考え方があって12支がある。5サイクルで還暦の60となり完結する。昔は6のサイクルがよく使われた。6尺で一間、60間は一町で36町を一里とした。私が子供の頃はまだその名残があった。洋の東西で「6」がキーポイントになっている。
1年を12ケ月とすることから1ケ月は30日が生まれた。10日が1週間にならなくてよかったと思う。サラリーマン時代には7日が丁度よいサイクルだと思ったものである。数字の世界は一見して科学的・合理的なようだが不思議なことも多い。重さの単位で16オンスを1ポンドとしているのは何故だろうと思ったりしている。
by watari41
| 2004-12-17 13:43
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