納税者
2004年 10月 09日
日本のみならず、どの国でも納税者より税金を使う人の方が敬意を表され権威をもっている。常々おかしなことだと思っていることの一つである。国家は税金で成り立っているはずだ。しかし納税者は納めるだけの一方通行だが、使う側は多方面に渡っている。補助金なども地方はこれを押し頂くというようなことで与える方は尊大に振舞える。税金を勝手に使ってと思うが仕方のないことだ。国のありようというか役人間の仕組みがそのようになっているのである。
何とか節税をと考えている人は多いが、思わぬところでも税金をとられている。会社勤務だと知らないところで多くの税金を負担している。個人の税だけでではなく企業所得を通じて多額の税を払っている。T自動車が一兆円の利益を上げて驚かれているが、半分近くは税として召し上げられる。十万人の社員がいるとすると一人当たり、5百万円もの税金を払っていることになる。巨額である。しかし従業員はそんなことをいちいち意識などしてはいない。利益の上がる企業は国家に対して多大なる貢献をしているのである。私が勤務していた貧乏会社も、時には利益を上げて一人頭百万円くらいの税金を払っていたときもあったようだ。
宅急便のY運輸会社は郵政公社の参入に対して意義を申し立てたが当然のことである。
公社には利益という概念がなく、税金を払わないのだから不公平なのは誰が見ても当たり前だ。最初から役所にいる人は、こういう感覚がないようで由々しきことなのである。
三位一体の改革に絡んで、義務教育費をどこが負担するかが問題となっているが、出所は税金だということを忘れていけないと、どこかの新聞論調をみたがその通りである。
何とか節税をと考えている人は多いが、思わぬところでも税金をとられている。会社勤務だと知らないところで多くの税金を負担している。個人の税だけでではなく企業所得を通じて多額の税を払っている。T自動車が一兆円の利益を上げて驚かれているが、半分近くは税として召し上げられる。十万人の社員がいるとすると一人当たり、5百万円もの税金を払っていることになる。巨額である。しかし従業員はそんなことをいちいち意識などしてはいない。利益の上がる企業は国家に対して多大なる貢献をしているのである。私が勤務していた貧乏会社も、時には利益を上げて一人頭百万円くらいの税金を払っていたときもあったようだ。
宅急便のY運輸会社は郵政公社の参入に対して意義を申し立てたが当然のことである。
公社には利益という概念がなく、税金を払わないのだから不公平なのは誰が見ても当たり前だ。最初から役所にいる人は、こういう感覚がないようで由々しきことなのである。
三位一体の改革に絡んで、義務教育費をどこが負担するかが問題となっているが、出所は税金だということを忘れていけないと、どこかの新聞論調をみたがその通りである。
by watari41
| 2004-10-09 11:23
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