韓国大統領が日本に対してよく使う言葉が「未来志向」である。恨みツラミはあるが、過去を振り返らず、未来を目指して進もうというものだ。好意的な発言なのである。
これに対して中国では逆に日本は「歴史認識」が足りないという。過去に対する反省が不十分だということなのだろう。これまでの戦争に対するいろんな解釈はあるのだろうが、両国の公式な見解は大きく異なっている。中国は表面的には厳しいことを言っているが、今や日中間の貿易額は世界最大なのではなかろうか。まさに政経分離なのだ。
ビジネスの世界もこれまた未来志向である。在職中のことを回想している。古いことを言ったって何にもならない。今期をどうするか、来期はどうなるかだというような話にいつもなるのであった。しかし昔からのお付き合いがあったり、しがらみを断ち切れないのは日本人の良いところでもあり、悪いところでもあろう。
お役所などは、反対に「前例に従う」ということが多く、また裁判は新しい判決には「画期的判断」などという形容詞がついてしまう。つまり常に過去をみているのである。
先ごろ、ソ連の老朽化した原子力潜水艦の解体に日本は数十億円の資金を出し、技術協力をした。これも始まったばかりの頃は、ソ連はケシカランと思っていたのだが、強大な武力が使われずにお役ご免となるのだからこれほど目出度いことはない。戦争になったことを考えると実に安い出費だったのである。巨視的に見れば未来志向への出来事だったのだと思う。
我々は、未来というのは常に明るいものということで育ってきたのであった。しかし今や環境問題をはじめ暗いことの話題が多くなってしまった。夢の世紀だったはずの21世紀も10年をすぎた。2010.3.21の東北地方も記録的強風のなかで次の10年には何らかの期待を持ちたいと思っている。
未来志向
人間が考えることは暗い現象ばかりです。景観が大切という未来志向からインフラの配管電線類は地下に潜った巨大地震や経年変化でガス・水漏れが発生し始めています。対策がないまま進むからですね。世界的に原子力利用も進むことでしょう
今世紀末にはどうなるということで、出てくることは暗い話ばかりですね。未来という文字に本来は、希望や明るさがあるんですね。前世紀末には、そんな名前も生まれてくる子供につけられたことがありました。良い方向に向かえばいいのですが、クオリアさんコメントをありがとうございます。
>我々は、未来というのは常に明るいものということで育ってきたのであった。
今のシニア世代は、子供時代は貧しくて、今は暖かい家で暮らし、蛇口をひねればお湯がでます。そんなことですら、感謝ができますものね。
豊かな環境で生まれ育った若者にとっては、辛いことが多い世の中かも知れません。
今のシニア世代は、子供時代は貧しくて、今は暖かい家で暮らし、蛇口をひねればお湯がでます。そんなことですら、感謝ができますものね。
豊かな環境で生まれ育った若者にとっては、辛いことが多い世の中かも知れません。
もう既に我々の子供の世代はそんなことになってきてますね。よく耐えながら生きていると思います。終戦直後のことを思えばどんな状況でも大丈夫だとは思うものの、寒さだけは何とも耐え難いものです。ようこさんコメントをありがとうございます。


